宴会のあと、ハマンは天にも昇る思いでした。ところが、門のそばまで来ると、またあの無礼なモルデカイがいます。例によって、ハマンを見ても起立しようとしません。怒りがこみ上げてきましたが、
王は不きげんになり、怒りながら宮殿に戻り、食事もせず、壁の方を向いたままベッドに横になっていました。
「ナボテに、『ぶどう畑を売ってくれ、何ならほかの土地と交換してもいい』と頼んだのだが、あっさり断られてしまったのだ。」イゼベルは言いました。
のちに、王がまた美人選びをしようとした時、モルデカイは政府の役人になっていました。
ハマンに会うと、王の家臣はみな、うやうやしく頭を下げました。そうするようにとの王の命令だったのです。ところがモルデカイだけは、絶対に頭を下げようとしませんでした。
ハマンは怒りに駆られましたが、モルデカイ一人に手を下すだけではなく、この際、帝国中のユダヤ人を根絶やしにしてやろうと考えました。
だが、それにしても……」と、彼は急に口ごもりました。「小憎らしいのは、あのユダヤ人のモルデカイだ。城門の前に座り込んだまま、私を見てもそしらぬ顔をしている。全くあの男のおかげで、せっかくの喜びも吹き飛んでしまった。」
悪者が勝ち誇るのはつかの間で、 不信心な者の喜びは一夜の夢だ。
召使を飢えさせたこともない。
罪に対してはっきりと声を上げ、 罪を犯した者にはそれを指摘し、 主に忠実に従う者を尊ぶ人です。 自分に害が及ぼうとも、約束を破らない人です。
たとえ大軍が押し寄せようとも、恐れません。 必ず神が救ってくださると信じているからです。
これを聞いた王は激しく怒り、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴを連れて来るよう命じました。
体だけは殺せても、たましいには指一本ふれることもできないような人々を、恐れてはいけません。たましいも体も地獄に落とすことのできる神だけを恐れなさい。
ヘロデは天文学者たちにだまされたとわかると、怒り狂い、すぐさまベツレヘムに軍兵をやって、町とその近辺に住む二歳以下の男の子を一人残らず殺せ、と命じました。というのは、学者たちが、その星は二年前に現れたと言っていたからです。
肥え太り、今は栄えていても、やがて飢え渇く日が来れば、彼らの笑いは一瞬にして悲しみに変わるでしょう。
いいですか。わたしの身に起こることで、この世は大喜びし、あなたがたは悲しみます。しかし、やがてわたしに再会できるのです。その時、悲しみは大きな喜びに変わるでしょう。
この告発に、ユダヤ人の指導者たちの怒りは爆発しました。彼らは歯ぎしりしてくやしがりました。
あなたがたは、苦しみなさい。悲しみなさい。泣きなさい。笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。