この勅令が帝国のすみずみまで及べば、身分にかかわりなく、妻に対する夫の尊厳は守られるでしょう。」
王も側近たちも、なるほど、そのとおりだと思い、メムカンの意見に従うことにしました。
憤りがおさまると、アハシュエロス王は、王妃に下した決断を思い出し、今さらながらワシュティに会えないのが寂しくてたまりません。
妻は、主に従うように夫に従いなさい。
そこで、もう一度言います。夫は妻を、自分の体の一部のように愛しなさい。そして妻は、夫を心から尊敬し、従いなさい。
きびしい罰を加えるのは、法廷を侮辱してはならないことを教えるためです。
そのあと、町の者が息子に石を投げつけて殺します。二度と若者たちがそんな親不孝をしないように見せしめとするためです。
妻は夫に従いなさい。それは、主が人々のためにお定めになったことだからです。