わたしの民のかたきを討ち、 虐げる者の手から救い出す時がついに来たのだ。
主のおかげで自由の身となれた人は、 大声でそう人に伝えなさい。 主に敵の手から救い出してもらったことを、 ほかの人に知らせなさい。
だからイスラエルの全能の神よ、 天の軍勢の主は告げます。 「わたしは、敵となったおまえに怒りをぶちまける。
神のもとに帰る正しい者は罪を免れる。
いよいよ主の時が来たのだから、 恐怖におびえて泣き叫べ。 全能の神がおまえたちを打ち砕く時がついにきた。
さあ、神の日が来る。 それは、神の憤りと激しい怒りに包まれた、 身の毛もよだつような日だ。 地は、そこに住む罪人もろとも滅びうせる。
さあ、復讐の日だ。 エドムのイスラエルへの仕打ちに報復する時だ。
怖がっている人を励ましなさい。 「さあ、元気を出しなさい。怖がることはありません。 神が敵を滅ぼしに来ます。 あなたがたを救いに来ます」と伝えなさい。
道にライオンが潜んでいることもなく、 危険な目に会うこともありません。 罪を赦された者だけが、そこを通ります。
おまえは裸になり、恥をかく。 わたしはおまえに報復し、少しも後悔しない。」
主はこう語ります。「捕虜としてあなたがたを圧制者どもに売った時、わたしは彼らに何の代価も求めなかった。だから今度は、あなたがたを無償で取り戻す。
嘆き悲しんでいる人に、 神の恵みの時と敵が滅びる日のきたことを 知らせるために、神は私を送りました。
四方から、いっせいにときの声を上げなさい。 城壁はくずれ、バビロンは降伏する。 わたしはとうとう復讐した。 バビロンがしたとおりのことを、やり返しなさい。
バビロンから逃げ出し、自分のいのちを救いなさい。 罠にかかってはいけません。 そのまま残ったら、神がバビロンのすべての罪に 報復する時、巻き添えを食います。
わたしの民イスラエルの手によって、このことを行う。彼らがわたしの激しい復讐を遂げる。」
聞け、大祭司ヨシュアとほかの祭司たちよ。あなたがたは、やがて起こる良いことのしるしとなる人たちだ。わからないか。ヨシュアは、わたしが遣わす若枝（メシヤ）、わたしのしもべを表している。
神のさばきの日だからです。預言者が書いた聖書のことばどおりのことが起こるのです。
ちょうどその時刻に、恐ろしい地震が起こって、都の十分の一の建物が破壊され、死者は七千人にのぼりました。生き残った人も、恐怖に打ちひしがれて、天の神をあがめました。
しかし、天よ、神の子どもよ、預言者よ、使徒よ。彼女の最期を喜びなさい。ついに神は、あなたがたのために、彼女にさばきを下されたのです。」
