やがて国々はあなたの正義に気がつき、 王たちはあなたの栄光に目がくらむようになります。 あなたは神から、新しい名を頂きます。
神はさらに続けました。「あなたの妻サライの名だが、これからは『サライ』ではなく、『サラ』〔「王女」の意〕にしなさい。
「契約はもう一つある。わたしはあなたの名前を変える。これからは『アブラム』〔「地位の高い父」の意〕ではなく、『アブラハム』〔「国々の父」の意〕と名乗りなさい。
「いや、もうヤコブではない。神と戦い、人と戦って強さを示したのだから、イスラエルと変えるがいい。」
神はこの勝利を全世界に知らしめました。 イスラエルを恵むという約束の実現によって。 全世界は、神がご自分の民を救われる様子を 目の当たりにしました。
こうしていつか、以前いたような りっぱな裁判官や助言者たちを与えよう。 そうすれば、エルサレムはまた 『正義の都』『忠実な町』と呼ばれるようになる。
門を開けて、自由に入らせなさい。 神を愛する人なら、だれでも中に入れます。
わたしを神として礼拝する者はみな集まってくる。 わたしはそのような人たちを、 わたしの栄光のために造った。
王たちはあなたに仕え、 行き届いた世話をしてくれる。 彼らはひれ伏し、あなたの足についたちりをなめる。 その時、あなたはわたしが主であることを知る。 わたしを待ち望む者は決して恥を見ない。」
「あなたはイスラエルをわたしに立ち返らせる にとどまらず、国々の光となって、 諸国にまでわたしの救いをもたらす。」
すべての国々の目の前に、 主は聖なる御腕を現しました。 地の果ての人たちも私たちの神の救いを見ます。
わたしの家とわたしの城壁のうちで、息子や娘を持つことにまさる名を彼らに与える。わたしが与える名はいつまでも価値のあるもので、決してすたれることはない。
あなたの城門は常に開かれていて、 多くの国々からの富を受け入れる。 世界中の王があなたに仕える。
力ある王や強国が、 競ってあなたの必要にこたえようと、 最上の物資を持って来る。 あなたはその時、 主であるこのわたしがあなたの救い主であり、 イスラエルの全能の神であることがわかる。
主は諸国に、 ご自分の正義を示します。 こうして、すべての人が神をたたえるのです。 神の正義は芽を吹いた木々、 ここかしこに青い芽が出た 早春の庭園のようです。
彼らの子孫は国々の間に知れ渡り、尊敬される。 すべての者が、彼らは神に祝福された民だと認める。」
彼らは「聖なる国民」「主に買い取られた者」 と呼ばれ、 エルサレムは「慕わしい地」「神が祝福した都」 と呼ばれるようになります。
もう二度と、「神に見捨てられた地」とか 「神が忘れてしまった地」とか呼ばれません。 新しい名は「神が喜ぶ地」また「花嫁」です。 主があなたを喜び、ご自分のものにするからです。
おまえたちの名は、わたしの民の間で、 のろいの代名詞となる。」 それは、主があなたがたを殺し、 真の主のしもべをほかの名で呼ぶからです。
エルサレムをこの上もない喜びとせよ。 赤ん坊が母親の豊かな乳房を吸うように、 エルサレムの栄光を堪能するまで飲め。
主は告げます。 「繁栄が川のようにエルサレムにみなぎりあふれる。 わたしがそのようにするからだ。 外国の富はこの都に流れ込む。 子どもたちはエルサレムの乳房を吸い、 わきに抱かれ、ひざの上であやされる。
彼らの目の前で驚くような奇跡をして見せ、逃れた者を宣教師として諸国に送る。行く先は、タルシシュ、プル、ルデ、メシェク、ロシュ、トバル、ヤワン(ギリシヤ)、それに、わたしの評判を耳にしたこともなく、わたしの栄光を見たこともない、海の向こうの国々だ。こうして、わたしの栄光を外国人に告げ知らせる。
その日、ユダとエルサレムの人たちは安心して住み、『主は私たちの正義』という標語を掲げる。
その時、この町はわたしにとって名誉となる。また、わたしの喜びとなり、地上のすべての国々の間で、わたしをあがめ、わたしの栄光を現す中心地となる。世界中の人は、わたしがわたしの民にどんな祝福を与えたかを知って、恐れに取りつかれ、身震いする。
イスラエルはライオンのように強くなり、 その前で、世界の国々は羊のようにおとなしくなる。
捜し出すと、アンテオケに連れて来て、二人でまる一年とどまり、新しくクリスチャンとなった多くの人々を教えました。このアンテオケで、キリストを信じる者たちが初めて、「クリスチャン」と呼ばれるようになったのです。
私が話しているのは、キリストは苦しみを受け、死者の中から最初に復活して、ユダヤ人にも外国人にも光をもたらすということだけです。」
しかし、主は言われました。「さあ、行きなさい。このパウロこそ、わたしの教えをイスラエル人だけでなく、世界中の人々や王たちに伝えるために、わたしが選んだ人です。
ただしあなたがたは真理に堅く立って、ゆるがされることなく信仰に踏みとどまらなければなりません。そして、イエスがあなたがたのために死んでくださったという福音を、決して失ってはなりません。この福音は今や世界中に広がっており、私パウロは、その福音を伝える働きに仕えているのです。
聞く耳のある人は、聖霊が諸教会に言われることを、よく聞きなさい。勝利を得る人は天からの食べ物が与えられ、また、めいめいに白い石が与えられます。その石には、本人以外はだれも知らない、新しい名前が刻まれています。」』
わたしは、勝利を得る者を、わたしの神の神殿の柱とします。そこは安全で、もはや追い出されたりしません。わたしはその人に、神の名を刻みます。そして、神の都、すなわち、天の神のもとから下って来る新しい都エルサレムの市民とします。こうして彼は、わたしの新しい名を刻まれるのです。