あなたがたの手は血に染まり、 あなたがたの指は罪に汚れています。 あなたがたはうそをつき、不平を言い、 正しいことに盾を突きます。
これからは、手を天に差し伸べて祈っても無駄だ。 目を閉じ、耳をふさぐ。 どんなに祈っても、わたしは聞かない。 おまえたちの手は人殺しの手で、 罪のない犠牲者の血がこびりついているからだ。
エルサレムよ。 一度はわたしの貞淑な妻であったおまえが、 今では娼婦になり下がり、 ほかの神々に夢中になっている。 一度は『紳士の都』と呼ばれたのに、 今では人殺しのならず者だ。
あなたがたは死と契約を結んだとうそぶいている。 しかも、アッシリヤ人の攻撃から守ってもらうという 交換条件で、悪魔に身を売り渡したのだ。 「彼らは、われわれに指一本ふれることもできない。 われわれには、彼らをあざむいてくれる 強い味方がついているのだ」と、 おまえたちは高をくくっている。
イスラエルが落ちぶれたのは、 ユダヤ人が主に背を向け、 主を礼拝しようとしなかったからです。 彼らは主の栄光に逆らいました。
そうでもしなければ、彼らは口をとがらせて、 『何ですって。神はただの一度だって、 そんな警告はしませんでした』と 文句を言うに違いない。 彼らは意地っぱりで、強情な反逆者だ。
人にだまされている哀れな者は灰を食べます。何の助けにもならないものを頼りにしているからです。彼はまともな考え方ができません。「この手に握っている偶像は偽の神ではないか」と自分に問うことができないのです。
自分の不従順さを知っています。 私たちは、神である主を否みました。 自分がひどい反逆者であり、 どんなに誠実さに欠けているかを知っています。 それというのも、私たちはどううそをつこうかと、 入念に考えているからです。
私は恐ろしくなって、思わず叫びました。 「もうおしまいだ。 口の汚れた罪深い民に属する口の汚れた私が、 天の軍勢の主である王を見てしまったのだから。」
おまえたちの子らを懲らしめたが、むだだった。 彼らは、いっこうに従おうとしない。 おまえたち自身も、ライオンが獲物を殺すように、 わたしの預言者たちを殺した。
着ている物には、罪のない貧しい人の血がついている。 おまえたちは理由もなく、 平然と人殺しをやってのける。
だが、おまえはどうだ。 自己中心で、貪欲であり、不誠実この上もない。 罪のない者を虫けらのように殺し、貧しい者を苦しめ、 血も涙もない暴君になり下がっている。
神殿があるから災いに会うはずはない、と考えて、自分をあざむいてはならない。
ああ、どこか遠くへ行って何もかも忘れ、 荒野の小屋に住めたら、どんなに気が楽だろう。 彼らはみな姦淫の罪を犯し、 裏切り者になり下がってしまった。
そのため、天の軍勢の主は、さらにこうつけ加えます。 「わたしは彼らを悩みの炉に入れてとかす。 彼らを精錬し、金属のように試す。 これ以外にどんなことができよう。
それゆえ、神である主は語ります。「わたしはこれらの幻と偽りのゆえに、おまえたちを滅ぼそう。
「人の子よ、エルサレムを殺人のかどで告発しなさい。その恐るべき残虐行為を、公然と非難しなさい。
主は語ります。「わたしは生きている。そんなに血を流したいのなら、わたしがおまえを血に染めてやろう。今度はおまえが殺される番だ。
わたしの民のために鎖を用意せよ。この国は流血の罪で満ちているからだ。エルサレムは暴虐に満ちているので、わたしはその住民を奴隷とする。
しかし、主は私に言いました。「イスラエルとユダの罪は非常に大きく、民全体に虐殺と不正行為が満ちている。彼らは、『主は見ていない。主は去って行った』と言っている。
ののしり、うそをつき、殺し、盗み、 姦淫にふけっている。 至る所に暴力があり、殺人は後を断たない。
わたしを捨てたわたしの民は災いだ。 わたしに罪を犯したのだから滅びうせよ。 わたしは救い出したかったが、 彼らは強情で、真理を受け入れようとしなかった。
王は彼らの悪事を喜び、 君主たちは彼らのうそに笑い転げる。
それでいて、困ったことになると、 主に助けてくれと願う。 願いを聞いてもらえると本気で思っているのか。 顔をそむけられるだろう。
金持ちは、脅しと暴力で富を得ている。 市民は、偽りを言うことに慣れているので、 その舌は真実を語れない。
「私はとんでもない罪を犯してしまった。罪のない人の血を売ったりして」と言いました。しかし祭司長たちは、「今さらわれわれの知ったことか。かってにしろ」と言って、取り合おうとしませんでした。
そのような教師は平気でうそをつき、しかもそれを何度もくり返すので、良心が完全にまひしています。