「野の獣よ、来て羊を裂き殺せ。 森の獣よ、来て、わたしの民の骨まで食らえ。
神が夜をもたらし、闇を送ると、 森の獣たちはいっせいに出て来ます。
あなたの強力な軍隊は戦場でしかばねをさらし、 野鳥や野獣の餌食になるのです。 はげたかの群れは夏の間死体を食い荒らし、 野獣の群れは冬の間骨まで食べ尽くします。
東から猛禽を、遠い地からクロスを呼ぶ。 彼は来て、わたしが言っておいたことを行う。 わたしは、すると言ったことは必ず実行する。
わたしの民は倒れた。 わたしは、はげたかと野獣の群れに、 その死体の肉を食べさせる。」
神は宣告します。「わたしは、民の羊飼いである指導者に災いを下す。彼らは、世話をしなければならない者を滅ぼし、散らしたからだ。
おまえを魚もろとも、死ぬまで荒野に放っておく。 遺体を葬る者はいない。 わたしがおまえを野獣や鳥のえじきとしたからだ。
さあ、人の子よ、鳥にも獣にも呼びかけて、こう言いなさい。みな集まれ。いけにえの大饗宴だ。近くからも遠くからも、イスラエルの山々に来なさい。さあ、肉を食べ、血を飲むのだ。
戦死者の死体が鳥や野獣のえじきとなっても、追い払う者さえいません。