ところが、「主は私たちを見捨て、私たちを忘れた」と あなたは言います。
主よ、いつまで私をお忘れなのですか。 まさか永久にではないでしょう。 こんなに困っているというのに、 いつまで顔をそむけておられるのですか。
神よ、私の神よ。 どうして、私をお見捨てになったのですか。 どうして、助けるどころか、 うめきさえ聞いてくださらないのですか。
私は「主に見捨てられた」と口走りました。 しかしそれは早合点でした。 確かにあなたは、 私の願いを聞き入れてくださったのですから。
ああ、ヤコブよ。イスラエルよ。 主は苦しみを見て見ぬふりをしているから 不公平だと、どうして言えるのですか。
天は喜んで歌いなさい。 地は歓声を上げなさい。山々は歌声を響かせなさい。 主が、悲しみに沈んでいたイスラエルを 優しく慰めるからです。
「いや、母親がわが子を忘れ、 愛さなくなることがあるだろうか。 たとえそんなことがあっても、 わたしはあなたを忘れない。
わたしは、夫に捨てられて悲しむ 若妻のようなあなたを呼んだ。
それは、かつてイスラエルにこう言ったからだ。 わたしの民よ。 わたしは永遠の愛をもっておまえを愛してきた。 あわれみの綱でおまえを引き寄せてきた。
それなのになぜ、私たちを忘れてしまったのですか。 なぜ、こんなに長い間、 見捨てておくのですか。
イスラエルは、『自分たちの犯した罪が重くのしかかって、私たちはすっかりやせ衰えた。どうして生きていられよう』と嘆いている。