クロスの手から逃げて来た人々よ、 さあ、手をつないで集まれ。 木の偶像をかつぎ回り、救うことのできない神々に 祈りをささげる者は、なんという愚か者だろう。
これを激しく怒った主は、預言者を送って、きびしく王を問いただしました。「あなたの手から自分の民を救い出せなかったような神々を、なぜ拝むのか。」
彼は、自分を打ったダマスコの神々にいけにえをささげました。そうすればその神々が、シリヤの王を助けたように、自分たちをも助けてくれると思ったのです。しかし、代わりに、その神々はアハズ王とその民を堕落させただけでした。
そのようなものを作ったり、 拝んだりする者たちは、偶像と同じくらい愚かです。
滅びゆくエルサレムと運命を共にしないように、名前を書き記された人の汚れは洗いきよめられ、不道徳のしみも火で焼かれます。その人たちは、神のきよい国民となるのです。それだけでなく、地は黄金色の穂波と、みずみずしい果物を実らせます。
おまえたちの偶像に、こんなことができるのか、 わたしに見せてみなさい。 イスラエルの王である神は言います。
すべての国々の民を集めよ。 どの偶像が、このようなことを前もって知らせたか。 どの偶像が、一日先のことでも予告できるか。 どこに、彼らのことばを少しでも聞いた証人がいるか。 そんな者は一人もいない。 だとしたら、預言できるのは神だけだと 認めないわけにはいかないだろう。
何のも頼りにもならない偶像を作る者は、愚か者と言われてもしかたありません。
偶像を造り、それを神にするとは、なんと浅はかな者でしょう。そんな者たちの希望はむなしい夢にすぎません。見ることも知ることもできない偶像を頼みにしているのですから。そんな偶像を拝む者が恥を見るのは当然です。
バビロンの偶像ベルとネボは、 牛の引く荷車に載せられ、遠くへ運ばれます。 ところが、牛はよろめき、荷車はひっくり返り、 造られた神々は地面に放り出されます。 自分が転げ落ちることさえ防げないのに、 彼らを拝んでいる者をクロスの手から、 救い出すことなどできるわけがありません。
みな集まって、よく聞け。 偶像のうち、 このように知らせてくれたものが一つでもあったか。 『主はクロスを愛し、 彼にバビロン帝国の息の根を止めさせる。 彼はカルデヤ人の軍隊を根こそぎにする。』
集めた偶像が、はたして、いざというときに 救ってくれるかどうか試してみるがいい。 それらの偶像は、吹けば飛ぶように 頼りにならない代物だ。 一息で吹き飛んで行く。 しかし、わたしに信頼する者はこの地を得、 わたしの聖なる山を受け継ぐ。
神を知らない愚か者は、偶像に頭を下げます。 彼らは恥ずかしいことをしています。 いのちも力もない、偽りの神々を作っているからです。
かかしのように立っているだけの神は、 ものも言えない。 歩けないから、だれかが運んでやらなければならない。 そんな神は、人に災いを下すことも 助けることもできず、 わずかな利益も与えられないのだから、 少しも怖がることはない。」
どんなに知恵があっても、偶像を拝む者はみな、 愚か者です。
その時になってはじめて、イスラエルがベテルで子牛の偶像を恥じたように、モアブは自分の偶像ケモシュを恥ずかしく思うようになる。」
「だが、後に、わたしはモアブの国を再建する」と、 主は言います。 モアブについての預言は、これで終わりです。
だが、わたしの民は逃げ出す。 彼らは故国に逃れ、 彼らの神であるわたしが怒りに燃え、 神殿を壊した者たちに仕返ししたと報告する。
そのころのあなたがたは、キリストとは全くの無縁で、神の民に敵対し、神から何の助けも約束されていませんでした。神もなく、望みもない、滅びる以外にない存在でした。
両者が神と和解し、同じ体のそれぞれの器官になったので、互いの怒りは消え去りました。こうして互いの反目は、十字架によって終わりを告げたのです。
