「クロスよ、わたしはあなたの前を進む。 山々を平らにし、青銅の城門を破壊し、 鉄のかんぬきを飴のようにねじ曲げる。
牢獄の青銅のとびらを押し倒し、 鉄格子を切断してくださったのは主なのですから。
「バビロンに攻め上る敵軍の旗を見よ。 資産家どもと権力者どもの屋敷を壊そうと 進撃して来る彼らに、歓声を上げて手を振れ。
ペリシテの町々よ、大声で泣き叫べ。 おまえたちの運命は決まっている。国は滅ぶのだ。 北から鍛え抜かれた軍隊が攻めて来る。」
町は荒れ放題、 城門は無残な姿をさらすばかりです。
谷を埋め、丘をけずり、 曲がりくねった道をまっすぐにし、 荒れた道を広げて平らにせよ。
目の見えないイスラエルの手を引いて、 初めての道を通らせ、行く手の暗闇を明るくし、 前方の道をまっすぐ平らにします。 主は決してイスラエルを見捨てません。
わたしの目的を果たすためにクロスを起こし、 彼の進む道を整える。 彼はわたしの都を再建し、 捕虜になったわたしの民を解放する。 わたしは、そのための代価を求めない。」
こんなことが言えるのは、このわたしだけだ。 わたしがクロスを呼び、使いに出した。 わたしは彼のすることを成功させる。」
「ハナヌヤのところへ行き、主がこう言うと伝えよ。おまえは木のくびきを壊したが、これらの国の民は首に鉄のくびきをつけている。
大勇士でも、戦う気力を失い、 仮小屋に引きこもります。 力が尽きて、女のようになるのです。 侵略者たちは家々を焼き、町の門を壊しました。
バビロンの厚い城壁はくずれて平らになり、 高い城門も無残に焼け落ちます。 多くの国から呼び集められた建築士は、 造った物が火で焼かれるため、 むだ骨を折ったことに気づきます。
『パルシン』は、分割されたという意味で、王の国が分割されて、メディヤとペルシヤに与えられるということです。」
この雄羊は、道をふさぐものを片っぱしから突きのけて進みました。だれも立ち向かえず、被害にあった者を助けることもできません。雄羊は思いのままにふるまい、ますます尊大になっていきました。
おまえの軍隊は女のように弱く、頼る相手がいない。 国のすべての門は敵に対して広く開けられ、 火で焼かれる。
山はけずられ、 谷は埋められ、 曲がった所はまっすぐにされ、 でこぼこ道は平らにされる。
この祈り会は数日間続きました。ある日、百二十人ほどが集まっていた時、ペテロが立ち上がり、次のように提案しました。