若者も疲れ果て、 若い男も限界に達します。
最強の軍備を誇る軍隊でも、 王を救えるわけではありません。 力だけでは、誰ひとり救うことはできません。 勇ましい軍馬も、勝利を保証してはくれません。 力が救いとはならないのです。
若く雄々しいライオンも、 時にはひもじさに襲われます。 しかし、主を敬う私たちに、 祝福が足りなくなることなどありません。
残りの生涯は手の幅ほどもありません。 私の一生など、神から見れば ただの一瞬にすぎません。 人は、なんとおごり高ぶることでしょう。 人のいのちは息のようにはかないものです。 しかも、どんなにあくせくしようと、 何一つ残せるわけではありません。 他人に渡すために、富を築くようなものです。
私は再び今の世を見て、足の速い人が必ずしも競走で勝つとは限らず、強い人が必ずしも戦いに勝つわけでもなく、知恵ある人が貧しい暮らしをし、実力があるのに認められない人がいることを知りました。あらゆることが偶然の組み合わせであり、すべては時と機会とによって決まるのです。
侵入した軍隊は、若者にも子どもにも幼子にも、 いっさい手ごころを加えない。
主はイスラエルの若い男たちを喜ばず、 未亡人やみなしごにさえ、あわれみをかけません。 だれもが下品なことばを吐き、 たちの悪いうそをつくからです。 主の怒りはなおも去らず、 一人残らず打ち殺そうと、 こぶしを振り上げたままなのです。
しかし今、「モアブは滅ぼされようとしている。 滅ぼす者が近づいている。 えり抜きの若者も殺害される」と、 天の軍勢の主である王が言います。
彼らへの憤りがわたしのうちにあふれた。 それを抑えるのに疲れ果てた。 わたしは憤りをエルサレムに注ぐ。 路上で遊んでいる子どもにも、若い人の集まりにも、 夫や妻や祖父母にも憤りを注ぐ。
死が窓から家に忍び込み、 若いいのちをもぎ取ったからです。 道ばたで遊ぶ子どもの姿はなく、 広場にも若者の姿はありません。
あなたがたの中で一番すばやい戦士が逃げてつまずき、 強い者はみな弱くなり、 勇士ももはや自分のいのちを救えない。