エジプトは危険な同盟軍だ。何をしでかすかわかったものじゃない。寄りかかってきたら手を刺してやろうと、杖の先をとがらせて待っている。忘れるな、今までこの国に助けを求めた者は、例外なくひどい目に会ったのだぞ。
しかし、ホセア王は謀反を企て、エジプトのソ王に、アッシリヤの支配から脱することができるように援軍を頼みました。ところが、これが発覚し、アッシリヤ王は貢ぎ物を納めることを拒んだホセア王を反逆のかどで牢に入れ、鎖につなぎました。
人の助けをあてにしてはいけません。 どんなに偉大な指導者も、頼りにはならないのです。
あてにならない人に頼るのは、 痛む歯でかみ、折れた足で走るようなものです。
ああ、エジプトに助けを求めて走り、 イスラエルの聖なる神の指示を仰がず、 エジプトの強い騎兵と戦車をあてにする者。
エジプト人はただの人間であって神ではありません。 その馬は取るに足らぬ動物で、 どんなものでも蹴散らす霊ではありません。 主がこぶしを振り上げると彼らはつまずき、 助けるはずだった人たちの間で倒れ、 どちらも滅んでしまいます。
バビロンの王が再びエルサレムを包囲し、そこに住む多くの者を虐殺しても、エジプトの王とその軍勢はイスラエルを助けない。
イスラエルも、二度とエジプトに助けを求めたりはしない。助けを求めようとするたびに、以前の苦い失敗を思い出すからだ。こうしてイスラエルは、わたしだけが神であることを認めるようになる。」