街道は荒れ果て、 旅人は裏道を遠回りしなければなりません。 アッシリヤ人は平和協定を破ります。 証人の前で取り決めた約束など 何も気にかけていないのです。 相手がだれであれ、手かげんしません。
ところが、手がけることは何でも成功し、 敵をなぎ倒していきます。 神の刑罰が待っていることを 考えもしないのです。
かつては荒野だった所に主要道が通ります。 それは「聖なる道」と呼ばれ、 心の汚れた者は通れません。 神が共に歩むので、 どんなに愚かと言われる人でも道に迷いません。
ヒゼキヤ王の治世の第十四年に、アッシリヤの王セナケリブがユダの要塞化された町々を残らず占領しました。
シオン(エルサレム)への道は、 神殿で例祭を祝うにぎやかな参拝客の列も途絶え、 すっかりさびれて、憂いに沈んでいます。 都の城門はさびつき、祭司たちはうめき、 おとめたちは悲しみに打ちひしがれています。 シオンは泣き伏しています。
野の獣を放って子どもたちや家畜を殺させ、人口を減らす。こうしてイスラエルは荒れ果てる。
広場に野宿している旅人に目を留めた老人は、「どちらからお越しかな。どこまで行かれるのじゃ」と尋ねました。
シャムガルの日々に、ヤエルの日々に、 街道は荒れ果て、 旅人は細いわき道を通った。
さあ、どうした。イスラエル軍には人がいないのか。おれと戦う勇気のあるやつは出て来い。」
ダビデは、ほんとうの話かどうか、そばにいる人たちに確かめようと尋ねました。「あのペリシテ人を倒して、イスラエルへの悪口雑言をやめさせた者には、何をしていただけるのでしょうか。全く、生ける神様の軍をなぶりものにするなんて! いったい、あの、神様を知らないペリシテ人は何者ですか。」