いなごが畑やぶどうの木を丸裸にするように、 エルサレムは、アッシリヤの敗残兵から奪い取ります。
ユダ軍は敗走する敵をゲラルまで追撃し、それによって敵は全滅し、生き残った者は一人もいませんでした。主とその軍勢が、彼らを滅ぼしたからです。ユダ軍は山のような戦利品を持ち帰りました。
ヨシャパテ王とユダの民は、遺体から金、武具、宝石などをはぎ取りました。その数があまりにも多かったので、全部運ぶのに三日もかかるほどでした。
敵の船の帆は折れたマストに垂れ下がり、 船具は役に立ちません。 戦利品は神の民が分配し、 足の弱っている人も割り当てにあずかります。
主が大声を上げると、敵は逃げ、神が立ち上がると、 国々の民は散って行きます。
主は偉大な方で、天に住み、 エルサレムを正義と恵みの住まいにします。
それゆえ、重い罰を加え、多くの国を侵入させて、おまえを廃させる。国として立ち行かなくなるまで滅ぼそう。その時、おまえはわたしが主であることを知る。」
歯のするどいいなごが作物を食いちぎると、 いなごの大群が残りを食いあさる。 そのあとをばったが襲い、 その残したものを、食い荒らすいなごがあさる。
「わたしは、いなご――あなたがたを滅ぼすために 送り込んだ軍勢――が食い尽くした作物を返そう。
その行く先々に火の手が上がり、回りにも広がる。 前には、エデンの園のように美しい地が 広がっているが、彼らはそれを根こそぎ破壊する。
たちまち町に殺到し、城壁をよじ登る。 窓から押し入る強盗のように、家々の壁をもよじ登る。