神はご自分の知恵によって、 その民に大きな災難を下します。 しかも、お心を変えることがありません。 彼らの悪を決して見逃さず、 彼らの味方につく者も打ち倒します。
だが、本物の知恵と力は神だけのものだ。 ただ神だけが、私たちのなすべきことをご存じだ。 何といっても、神には思慮がある。
このように、力と知恵は神のものだ。 欺く者も欺かれる者も、 共に神の奴隷であることに変わりはない。
彼らは知恵をこらして計画を練り、 そのわなに自分でかかる。
なんと罪深い民だろう。 罪の重さに耐えかね、前かがみで歩いている。 彼らの先祖も悪い者だった。 彼らは生まれながらの悪人で、 わたしに背き、わたしをさげすんだ。 自分から、わたしの助けを断わったのだ。
自分の国を滅ぼし、自分の民を殺したのだから、 記念碑は建てられず、 あなたの子は王位を継ぐことができません。
ごくわずかの勇敢な射手しか残らない。」 イスラエルの神である主が、そう語ったのです。
全能の主は、『この罪は死ぬまで赦されない』と言います。
主は、ペラツィム山での時(ダビデがペリシテ人を打ち破った出来事。Ⅱサムエル5・18~20)のように、 ギブオンの谷での時(ヨシュアがエモリ人の王を打ち殺した出来事。 ヨシュア10・10)のように、 思わぬ時に突然来て、神の民を滅ぼすという、 ありえないことをします。
全能の主はすぐれた教師であり、 農夫に知恵を授けるのです。
しかし、ファラオをあてにすれば失望し、 屈辱を受け、恥がもたらされることは間違いない。 彼にはおまえたちを救う力などないからだ。
エジプトは助ける力もない。 わたしはこの国を、『無気力なわに』と呼ぶ。
エジプト人はただの人間であって神ではありません。 その馬は取るに足らぬ動物で、 どんなものでも蹴散らす霊ではありません。 主がこぶしを振り上げると彼らはつまずき、 助けるはずだった人たちの間で倒れ、 どちらも滅んでしまいます。
だれもが見たとたん、これは悪人だとわかります。 偽善者は、もう誰もだませません。 神についてのうそも、飢えた人へのあざむきも、 一目瞭然だからです。
わたしは光を呼び、闇を招き、 時代を良くも悪くもする。 わたしは、これらのことをするものである。
主はイスラエルの若い男たちを喜ばず、 未亡人やみなしごにさえ、あわれみをかけません。 だれもが下品なことばを吐き、 たちの悪いうそをつくからです。 主の怒りはなおも去らず、 一人残らず打ち殺そうと、 こぶしを振り上げたままなのです。
しかし私たちの神は、 ご自分の力と知恵によって世界を造り、 すぐれた知性によって星を空間にちりばめ、 天を張り広げました。
神だけが、国々の王と呼ばれるのにふさわしい方です。 神を恐れない者がいるでしょうか。 地上の知恵者の中にも、世界の王国の中にも、 神と並ぶ者は一人もいません。
エレミヤは、もう一つの巻物を取り、先に言ったことをみなバルクに口述しました。ただし、今度は、前にはなかったこともつけ加えてありました。
イスラエルがわたしに頼る代わりに おまえに助けを求めた時、 おまえにはそれだけの力がなかった。 そのことから、おまえたちはみな、 わたしが主であることを知るようになる。
警告の角笛が鳴っている。 聞け。そして恐れよ。 主であるわたしが あなたがたの地に災いを下そうとしているからだ。
それでも、主はこうお語りになる。 「もう少しの我慢だ。 悪に染まったこの国々を告発するために わたしが立ち上がる時が、すぐにくる。 地上の国々を一つに集め、 最も激しい怒りと憤りを下すと決めている。 全地は、わたしのねたみの炎で焼き尽くされる。
契約の箱がかつぎ上げられる瞬間、モーセは大声で祈りました。「神様、立ち上がってください。敵をみな、さんざん追い散らしてください!」
天地は消え去りますが、わたしのことばは永遠に残ります。
だが主は、約束どおり良いものを与えてくださったのと同じ確かさで、あなたがたが従わない場合には、災いを下す方である。ほかの神々を拝んだりすれば、この地から抹殺されることになる。主の怒りが燃え上がれば、たちどころに滅ぼされてしまうのだ。」
思い上がりも、尊大さも許されません。 主は何もかもご存じで、 すべての行為をおさばきになるのです。