どんなに強い国でも、 神の前に出たら、怖くてひざが震えます。 どんなに血も涙もない冷酷な国でも、 神に服従し、御名をあがめます。
ああ神よ。 あなたのなさることの荘厳さに心打たれます。 そのお力の壮大さに圧倒されます。 敵が降伏するのも、もっともです。
わたしは世界をその悪のために、 悪者どもをその罪のために罰する。 傲慢な者とおごる金持ちとを踏みつぶす。
東に住む者も、喜んで声を合わせます。 地の果てから主をほめ歌い、 正義の神の誉れをたたえる声に耳をすましなさい。 ああ、それなのに、 私の心は憂いのために重く沈んでいます。 悪は依然としてはびこり、 裏切り行為が至るところで見られます。
だが残酷な敵も、あっという間に もみがらのように吹き飛ばされる。
こうして、わたしの大きさを示し、わたしの誉れを表そう。国々は、わたしが行ったことを聞き、わたしが神であることを知る。」
彼らは、蛇や穴からはい出す虫けらのように、 みじめな自分に気づく。 そして、私たちの神、主に会うため、 自分たちのとりでから震えながら出て来る。 彼らは主を恐れかしこんで、立ち尽くす。
最後に、この災いの中で生き残った者たちが、毎年エルサレムへ上り、全能の主である王を礼拝し、神への感謝を祝うようになります。
そして、主は全地を支配する王となります。その日には、ひとりの主だけがいて、その御名だけがあがめられます。
ちょうどその時刻に、恐ろしい地震が起こって、都の十分の一の建物が破壊され、死者は七千人にのぼりました。生き残った人も、恐怖に打ちひしがれて、天の神をあがめました。