誇らしげに波を砕く外航船も 美しく装った内航船も、 その日にはみな、主の前で無残に壊されます。
ソロモン王の船団はヒラム王の船団と提携して、三年に一度、多くの金、銀、象牙、猿、くじゃくをイスラエルに運びました。
全人類の栄光は輝きを失い、その誇りも地に落ち、 ただ主だけがたたえられるのです。
これは、ツロへの神のことばです。 「遠い国から来るタルシシュの船よ、 なくなった母港のために泣きなさい。 キプロスで聞いたうわさは全部ほんとうだったのです。
大洋をわがもの顔で走る船よ、 母港は無残に壊されたのだから泣き叫びなさい。
わたしは多くの国々の船を取っておいた。 それも最良の船を。 イスラエルの子らを遠い所から連れ帰り、 いっしょに財産も運んで来るためだ。 それは、世界中に知れ渡った イスラエルの聖なる神が、すべての人の見ている前で、 あなたを光り輝く者としたからだ。
彼らの目の前で驚くような奇跡をして見せ、逃れた者を宣教師として諸国に送る。行く先は、タルシシュ、プル、ルデ、メシェク、ロシュ、トバル、ヤワン（ギリシヤ）、それに、わたしの評判を耳にしたこともなく、わたしの栄光を見たこともない、海の向こうの国々だ。こうして、わたしの栄光を外国人に告げ知らせる。
タルシシュの船団は、おまえが雇った海のキャラバンだ。 おまえの島の倉庫はあふれるばかりだ。
住民をことごとく追い払い、偶像をみな破壊しなければならない。石像も鋳像も、丘の上にある礼拝所もすべてだ。
また、彼女から富を得ていた地上の商人たちも泣き悲しむでしょう。もはや、彼らの商品を買う人がいなくなったからです。
