知恵ある助言者も、 どうしたらよいかわからず途方にくれ、 あげくの果てに、偶像に助けを求め、 霊媒や魔術師や魔女に伺いを立てる。
自分の顧問であったアヒトフェルが、事もあろうにアブシャロムに加担している、という情報を得た時、ダビデは、「主よ。どうか、アヒトフェルがアブシャロムに愚かな助言をするよう導いてください」と祈りました。
アブシャロムをはじめイスラエル人はみな、「フシャイの意見のほうが、アヒトフェルの考えよりすぐれている」と思いました。実は、これはみな、アブシャロムを痛めつけようという、主の意図によるものでした。実際には、退けられたアヒトフェルの進言のほうが、ずっと上策だったのです。
一方アヒトフェルは、アブシャロムに進言を退けられたことで、すっかり面目を失い、ろばに乗って郷里へ帰ってしまいました。そして身辺の整理をすると、首をくくって自殺し、彼の父の墓に葬られました。
さて、イスラエルの新しい王アハズヤ(アハブの子)は、サマリヤにある宮殿の二階のベランダから落ちて、重傷を負いました。そこで、エクロンにあるバアル・ゼブブの神殿に使者たちを送り、傷が治るかどうか、異教の神に伺いを立てさせようとしました。
サウルは、主に不従順であったために死んだのです。彼は霊媒に伺いを立て、
彼らは酔っぱらいのようによろめいて、 途方にくれます。
主はひと息で、反抗的な国々の策略を吹き消されます。
主はこの世の君主のいのちを絶ち、 諸王に恐ろしいことを用意なさるのです。
どんなに賢明な人でも、 どんなに良い教育を受けた人でも、 主と対等にやり合うことなどできません。
主が取り決めた計画をだれが変更できるでしょう。 いったん動きだした神の御手は、だれも止められません。
ディボンの住民は、災難に会ったネボとメデバを 悼もうと、泣きながら神殿へ行く。 彼らは頭をそり、ひげを切り落として悲しみ嘆く。
これは、エジプトについての神のことばです。 「見よ。わたしは速い雲に乗ってエジプトへ向かう。 エジプトの偶像は身震いし、 エジプト人は恐ろしさのあまり意気消沈する。
わたしは、偽預言者の予想をくつがえし、 彼らが大うそつきであることを証明する。 知恵ある者に見当違いの助言をさせ、 愚か者にする。
長い間拝んできた悪鬼の群れを、呼び出してみよ。 彼らの助けを借りて、もう一度多くの人を 恐れさせることができるかどうか、試してみよ。
いつまでもあなたと戦い、 怒りをぶつけるわけではない。 そんなことをしていたら、 わたしが造った全人類は死に絶えてしまう。
だというのに、なぜあなたがたは魔術師や霊媒師などに相談し、将来どんなことが起こるかを知ろうとするのですか。彼らのささやきや呪文を聞いてはなりません。そもそも生きている者が、死んだ人間から将来のことを聞き出せるものでしょうか。知りたかったら、どうして神に直接尋ねないのですか。
なぜ、おまえたちの雄牛の神アピスは、 真っ青になって逃げたのか。 主が敵の前で、彼を打ちのめしたからだ。
どうしたのかと聞かれたら、こう答えよ。『神が恐ろしいことを語ったからだ。そのとおりになったら、どんな勇敢な者も恐怖におののき、意気消沈し、だれのひざも震える。神である主がそう語ったのだ。』あなたは滅びに向かっている。わたしのさばきは成就する。」
わたしが罰する日に、あなたは強く、勇敢でいられるだろうか。主であるわたしが語るのだ。みなそのとおり行われる。
知識やバランスのとれた判断を必要とする全分野で、この若者たちの意見は、国中のどの熟練した呪法師や知恵のある占星学者の意見よりも、十倍もまさっていることに王は気づきました。
王は直ちに呪法師、呪文師、呪術師、占星学者を呼び寄せて、その夢を解き明かすよう要求したのです。
王は叫びました。「呪文師、占星学者を呼べ。カルデヤ人を呼べ。だれでも、壁に書かれた文字を読み、その意味を解き明かすなら、王室の栄誉を帯びた紫の衣を着せ、首に金の鎖をかけ、この国の第三の支配者としよう!」
朝になって、酔いがさめたナバルに昨日のことを話すと、彼は気を失って十日間というもの寝込み、ついに息絶えました。主が彼のいのちを取り去ったのです。