主は私にこう告げました。「あなたの強力な軍隊をイスラエルめざして進ませよ。」 神はエルサレムの神殿から静かに眺めています。 心地よい夏の日のように、 収穫の秋のすがすがしい朝のようにゆったりと。
その人は、朝の光のよう、雲一つない朝焼けのようだ。 地に萌え出た若草に降り注ぐ 雨上がりの陽光のようだ。』
約束された王子は、牧草地に降る春の雨のように おだやかに、世を治めますように。 地を潤す夕立のように、 人々を豊かにしますように。
王の怒りはライオンのうなり声のように恐ろしく、 優しいことばは草に降りる露のように快いものです。
エルサレムの全住民が、 喜びにあふれて高らかに賛美しますように。 あなたの内に住んでおられるイスラエルの聖なる神は、 この上なく偉大で力あるお方だからです。
外国には、どう知らせたらよいでしょうか。 「神はすでにエルサレムの土台を築き、 貧しい民を城壁内にかくまうことに決定した、 と伝えておけばよい。」
主はその時、 近くの国にも遠くの国にも征服者と恐れられ、 ナイル川を境とするこの大国からも、 神がご自分の名を置いた所、 エルサレムに住む天の軍勢の主のもとへ 貢ぎ物が運び込まれます。
しかし私たちは、 神に従う者は必ず生き返ると確信しています。 そのような人の体はよみがえります。 ちりの中に住んでいる者は、やがて目を覚まし、 喜びの歌声を上げるはずです。 神のいのちの光が、露のように降ってくるからです。
主は、地に住む者の罪を罰するために、 天から下りて来ます。 地は、もはや人殺しをかくまいません。 一人一人の罪状が明らかになるのです。
「イスラエルの軍旗を見ると、将軍たちさえ恐れて身震いし、 一目散に逃げる」と主は言います。 神の炎が、赤々とエルサレムに燃え上がるからです。
わたしはあなたがたを救う。 遠い将来ではなく、今すぐに。 すでにあなたがたを救う準備は整った。 わたしは、わたしの栄光である エルサレムとイスラエルを再建する。
永遠を住まいとする 高く上げられた聖なるお方が語ります。 「わたしは高くて聖なる所に住んでいるが、 そこには、心のへりくだった謙遜な人が住む。 わたしは謙遜な人を生き返らせ、 悔い改めた人に新たな勇気を起こさせる。
わたしは天からの露のようにイスラエルを潤すので、 イスラエルはゆりのように花を咲かせ、 レバノン杉のように土の中に深く根を張る。
非を認めて、再びわたしに助けを求めるまで、 彼らを放置し、家に戻っていよう。 苦しい目に会うと、たちまち彼らはわたしを捜し求め、 次のように言うからだ。
「その時あなたがたは、 わたしが聖なる山シオンに住み、 あなたがたの神、主であることをついに知る。 エルサレムは永遠にわたしのものとなる。 もう外国の軍隊がそこを通ることはない時がくる。
わたしはいつも、 事が起こる前に預言者をとおして警告する。 今もそうしている。」