それがすくすく伸びて、 植えた日の朝にはもう花を咲かせたとしても、 あなたは刈り入れることができません。 刈り入れるのは、山のような大きな悲しみと、 いつまでも除かれない痛みだけです。
イスラエルは、刈り入れを終えた レファイムの谷の畑のように見捨てられる。
祭司はまやかしの預言者の意のままになり、 民は、そうなることを喜んでいる。 おまえたちは必ず滅びる。 その時はどうするつもりなのだ。」
彼らは風を蒔いて、つむじ風を刈り取る。 麦には穂が出ず、茎だけが立っている。 そのうち枯れて病気になり、実を結ばない。 たとえ実を結んでも、外国人に食べられてしまう。
エフライムは滅びに定められている。 イスラエルの根は干からび、もう実を結ばなくなる。 たとえ子を産んでも、わたしはそのいとし子を殺す。」
種は土の中で腐り、納屋や穀物倉もからっぽだ。 穀物は畑で枯れてしまった。
いくら耕し、手入れをしても、収穫は全くない。
ところが、どうでしょう。あなたは耳を貸そうともしません。強情をはり、罪から離れようとしません。こうして、神の御怒りをどんどん積み上げているのです。神が裁判官として立ち、すべての人を正しくさばかれる、御怒りの日が近づいているのです。
ぶどう園を作り、せっせと手入れしても、虫に食い荒らされ、実を食べることもぶどう酒を飲むこともできません。