避難民は両手に持てるだけの物を持ち、 命からがらアラビム川を渡って逃げる。
諸国の富を略奪し、 農夫が卵を集めるように、 王国を奪い取ってきた。 彼らはわれわれを阻止するどころか、 抗議することさえできなかった。」
モアブの全土は端から端まで泣き声で満ちる。
エジプトめざして、 恐ろしい荒野を進んで行く様子を思い浮かべよ。 エジプトの援助を買いつけるための宝物を積んだ、 ろばやらくだの列が進む。 ライオンやすばしこいまむしの住む地を越えて行く。 ところがエジプトは、何一つお返しをしてくれない。
彼らはライオンのようにほえ、獲物に襲いかかって わたしの民をつかまえ、捕虜として連れ去りますが、 誰ひとり彼らを救い出す者はいません。
私は、モアブとキル・ヘレスのために嘆き悲しみます。彼らの富が消えうせたからです。
最初の日に、実のついた果物の木の大枝と、なつめやしの木の葉、川べりにある柳などの葉の茂った大枝を持って来て〔仮小屋を作り〕、主の前で七日間、共に喜び合う。