バビロンの兵士は逃げ回り、ついに精根尽きて倒れる。 まるで犬に追われる鹿のように 故国めざして一目散に走り、 羊飼いに捨てられた羊のようにさまよう。
「実は私は、イスラエルの民が羊飼いのいない羊のように山々に散らされているのを、幻で見ました。その時、主はこうお語りになりました。『王は死んだ。彼らを家へ帰らせるように』と。」
ちょうど日没のころ、兵士たちの間に、「戦いは終わったぞ。王は死んだのだから、全員家へ帰れ!」という叫び声が伝わりました。アハブ王の遺体はサマリヤに運ばれて葬られました。
しかし心配はいりません。 たとえ彼らが海鳴りのような大声を上げても、 神はたちまち沈黙させます。 彼らは一目散に逃げ、風に吹き飛ばされるもみがらや、 嵐にもてあそばれるちりのようになります。
彼らは抜き身の剣と飛び交う矢、 それに戦争の恐怖から、 やっとの思いで逃げて来たのです。
さらに、古くからの友人まで、 みなこそこそと逃げ出し、姿を隠して、 力になってくれない。
この奴隷の期間が終わったら、わたしはバビロン王とその国の民を、彼らの罪のために罰する。カルデヤの地を永久に荒れ果てた所とする。
畑で働く外国人は、みな逃げなさい。 敵の軍勢が攻めて来るから、 自分の国に走って帰りなさい。
できることなら助けたいのです。 しかし今となっては、どんな手を打っても救えません。 この国を見捨てて、故国へ帰りなさい。 主がこの国に天罰を下したからです。
アッシリヤの王よ。 おまえの君主たちは、死んでちりの中に横たわる。 おまえの民は山の向こうに散らされる。 今、彼らを集める牧者はいない。
このように、ご自分のところにやって来る群衆をごらんになって、イエスの心は深く痛みました。彼らは、かかえている問題が非常に大きいのに、どうしたらよいか、どこへ助けを求めたらよいかわからないのです。ちょうど、羊飼いのいない羊のようでした。
舟から上がられたイエスの前には、おびただしい数の人々が集まっていました。まるで、羊飼いのいない羊のような群衆を見て、イエスは深くあわれみ、いろいろなことを教え始められました。
あなたがたは神から離れて迷子の羊のようにさまよっていましたが、今は、どんな敵の攻撃からもたましいを安全に守ってくださる、羊飼いである方のもとに帰ったのです。