その時になって、主は、 生き残ったご自分の民を呼び戻します。 これは二度目の帰郷で、彼らはアッシリヤ、 エジプト、エチオピヤ、エラム、バビロン、 ハマテ、および遠く離れた島国から イスラエルへ帰って来るのです。
彼は帝国をシヌアルの地に建て、バベル、エレク、アカデ、カルネなどを中心に栄えました。
セムの子孫は次のとおりです。エラム、アシュル、アルパクシャデ、ルデ、アラム。
しだいに人口が増えると、人々は東の方に移って行きました。こうしてシヌアル(バビロン)の地に平原を見つけ、大ぜいの人がそこに住みついたのです。
折りも折り、この地方に戦争が起こりました。 シヌアルの王アムラフェル、エラサルの王アルヨク、エラムの王ケドルラオメル、ゴイムの王ティデアルの同盟軍が、ソドムの王ベラ、ゴモラの王ビルシャ、アデマの王シヌアブ、ツェボイムの王シェムエベル、のちにツォアルと呼ばれたベラの王の連合軍と戦ったのです。
第二の川はギホンと呼ばれ、クシュの全域を流れる川です。
アッシリヤの王は、バビロン、クテ、アワ、ハマテ、セファルワイムの住民を連れて来て、サマリヤの町々に住まわせました。こうして、サマリヤをはじめイスラエルの町々は、アッシリヤ人のものとなったのです。
アハシュエロス王は、本土だけでなく島々からも貢ぎ物を納めさせました。
主はヘルモン山の岩地や海の底に身を潜めている敵に、 「さあ、出て来い」と叫ばれます。
もし天の軍勢の主が介入して、 わずかに生き残った私たちを救ってくれなかったら、 私たちはソドムやゴモラ(悪行のために神に滅ぼされた町)の住民のように 全滅していただろう。
そうなってようやく、 イスラエルとユダに残っていた者は、 二度とアッシリヤ人を恐れなくなり、 イスラエルの聖なる神である主だけを 頼みとするようになります。
『さあ、カルケミシュのように カルノもやっつけてしまおう。 ハマテなど一飲みだ。 アルパデのように必ず降伏するだろう。 サマリヤもダマスコのように 足腰が立たないようにしてやろう。
生き残った民のために、 アッシリヤからの広い道が備えられます。 かつて、イスラエル人が エジプトから帰って来た時に備えられたように。
その日、主はエジプト人にご自分を示します。彼らは主を知り、誓願のためのいけにえと供え物をささげ、神との約束を守るようになります。
主はエジプトを打ちのめしたあとで、もう一度建て直すのです。エジプト人が素直に主を信じるので、願いを聞き入れ、すべてを元どおりにします。
主は幻の中で、将来起こる恐ろしい出来事を 私に示しました。 見ると、エラム人とメディヤ人(どちらも、バビロンの東、ティグリス川の東側に住む民)が包囲網に加わり、 あなたがたは略奪され、破壊されています。 バビロンは陥落し、 今までバビロンの仕打ちに泣いていた 国々のうめきは、二度と聞かれなくなります。
エラム人は弓の名手、 シリヤ人は戦車をあやつる名人です。 さらに、キル人は盾を並べて逃げ場を絶ちます。 彼らは、最も美しい谷に押し寄せ、 城門の前にあふれます。
東に住む者も、喜んで声を合わせます。 地の果てから主をほめ歌い、 正義の神の誉れをたたえる声に耳をすましなさい。 ああ、それなのに、 私の心は憂いのために重く沈んでいます。 悪は依然としてはびこり、 裏切り行為が至るところで見られます。
ユダにいるあなたがたはまた自分の土地に住み、繁栄し、増え広がる。
主に向かって新しい歌を歌いなさい。 地の果てに住む人たちは、 こぞって神をたたえる歌を歌いなさい。 海も、海の向こうの遠い国々に住む人たちも、 こぞって歌いなさい。
西の海沿いの国々や島々は、 主をあがめ、その全能の力をほめ歌いなさい。
真実と正義が全地に行き渡り、 海の向こうの遠い国々の民が 彼を信頼するようになるまで手を休めない。
神は、こうも語ります。 「エジプト人、エチオピヤ人、セバ人は あなたの言いなりになる。 彼らは国の産物を山と積んでやって来る。 それが全部あなたのものになる。 彼らは鎖でつながれた囚人のように あなたについて回り、ひれ伏して 「あなたの神だけが本物の神です」と言う。
わたしの民は遠くから、あらゆる地から帰って来る。」
彼らの目の前で驚くような奇跡をして見せ、逃れた者を宣教師として諸国に送る。行く先は、タルシシュ、プル、ルデ、メシェク、ロシュ、トバル、ヤワン(ギリシヤ)、それに、わたしの評判を耳にしたこともなく、わたしの栄光を見たこともない、海の向こうの国々だ。こうして、わたしの栄光を外国人に告げ知らせる。
ジムリ、エラム、メディヤのすべての王、
世界の国々よ、主からの次のことばを聞き、 言い広めなさい。 主はご自分の民を散らしたが、再び集め、 羊飼いがその群れを飼うときのように見守ります。
エジプト北部のミグドル、タフパヌヘス、メンピスの町々、それにエジプト南部に住む全ユダヤ人について、次のことばがエレミヤにありました。
ダマスコについて―― 「ハマテとアルパデの町々は、恐れに取りつかれた。 彼らの運命がどうなるかを聞いたからだ。 彼らの心は、嵐の荒れ狂う海のように、 ざわめき立っている。
櫂にはバシャン産の樫の木、 船室の壁にはキプロス南岸産の糸杉材を使った。
エジプトの富を回復し、彼らが生まれ育った地、南エジプトのパテロスに帰らせる。だが、もうエジプトは、何の影響力もない小国となる。
ナイル川上流のパテロスの町々、 ツォアンやテーベは、わたしの手で廃墟と化す。
エラムの大王たちも、その民とともにそこに横たわっている。生前、彼らは国々をさんざん荒らし回った。しかし今では、落ちぶれて地獄に横たわっている。その終わりは、普通の人間と少しも変わらない。
おまえが出動命令を下すのは、ずっと先のことだ。幾多の年月を経てから、おまえはイスラエルに襲いかかる。そこには、多くの国々から帰って来た民が平穏に暮らしている。
そののち、シリヤの王は沿岸の町々に目を向け、その多くを征服する。だが、一人の将軍がその攻撃を阻み、不面目な退却を余儀なくさせる。
その夢では、私はエラム州の首都シュシャンにいました。夢の中の私をよく見ると、私はウライ川のほとりに立っていました。
それから、ユダとイスラエルの民は統一され、一人の指導者が立てられる。人々は捕囚の地からいっしょに帰って来る。それが実現する日は、なんとすばらしいことか。その日、わたしはわたしの民を、彼らの土地である肥沃な土壌に、再び植えつける。」
人々は、主のあとについて歩くようになる。 わたしはイスラエルの敵に向かって ライオンのようにほえ、 わたしの民は西方から震えおののきながら帰って来る。
鳥の群れのようにエジプトから、 鳩のようにアッシリヤからやって来る。 こうしてわたしは、彼らを再び家に住まわせる。 これは主からの約束である。」
アッシリヤからエジプトまで、 エジプトからユーフラテス川まで、海から海まで、 遠い山と丘から、多くの国の人々が来て、 あなたをほめる。
主は彼らをひどい目に会わせる。 外国の勢力の神々をことごとく餓死させ、 全世界ですべての人々が自分の住む地で 主を礼拝するようになる。
「バビロンだ。そこにかごのために神殿を建て、それを拝むことになる。」
たとえどこに散らされていても、わたしの民を西からも東からも救い出す。そのことを確信してよい。
「ダマスコに近いハマテにも、 抜け目のないツロやシドンにも審判が下される。
彼らがクリスチャンになったら、どんなにすばらしいでしょう。神がユダヤ人から御顔をそむけられたために、神の救いが、世界のユダヤ人以外の人々に差し出されたのです。とすれば、ユダヤ人がキリストに立ち返るなら、もっとすばらしいことが起こります。それはちょうど、死者が生き返るようなものです。
その時が来れば、イスラエルはみな救われます。このことについて、預言者は何と言っているでしょう。 「一人の救い手がシオンから出て、 ユダヤ人をあらゆる不敬虔から立ち返らせる。
しかし、だれでも罪に背を向け、主のほうに向く時、その覆いは取り除かれます。
お忘れにならないでください。彼らはあなたの大切な宝、あなたのすばらしい御力によって助け出された民なのです。』