しかし主は、きびしく問い返します。 「斧は主人に、 自分のほうに力があると自慢できるだろうか。 のこぎりは、それを使う人よりほめられるだろうか。 棒は、それを動かす手がなかったら、 人を打つことができるだろうか。 杖は一人で歩くことができるだろうか。」
アッシリヤはわたしの怒りのむちだ。 わたしはその軍事力を使って、 滅びの運命にある、不敬虔なこの国を攻め立てる。 アッシリヤはこの民を捕虜にし、 略奪をほしいままにし、泥のように踏みにじる。
なんと愚かなことを言うのでしょう。 陶器師である神は、陶器にすぎないあなたがたより 偉くないのでしょうか。 あなたは神に向かって、 「あなたは私を造らなかった」と反抗するのですか。 機械がその考案者に、「あなたを解雇する」 と言うでしょうか。
おまえがののしり、あざけった相手はだれか。 おまえはだれに毒づいたのか。 だれに高ぶり、言ってはならぬことを口にしたのか。 イスラエルの聖なる神、わたしにではないか。
創造主に敵対して戦う者は、災難に会います。 つぼは、それを作る者と言い争うでしょうか。 粘土が細工する者に、「待ってくれ。 作る物が違っているのではないか」と言ったり、 つぼが、「なんと不器用なんだ」と 文句を言ったりするでしょうか。
その日には、 あなたが援軍として雇ったアッシリヤ人は、 神の手に握られた かみそりとなり、土地も作物も人も、 あなたがたのものを全部そり落とします。
それでも、自分は神だと言うのか。 侵略者たちにとっては、 おまえは神ではなく、ただの人間だ。