「アシュドデとエジプトの指導者たちを 共に呼び寄せて、こう言え。 『さあ、サマリヤの山々に陣取って、 イスラエルの恥ずべき罪悪の現状を見届けよ。』
ペリシテ人には告げるな。喜ばせてなるものか。 ガテとアシュケロンの町にも告げるな。 神を知らない者たちを勝ち誇らせてなるものか。
盗んだ物はわれわれのものだ。 あらゆる物が!
親切で優しい女は良い評判を得、 横暴な男は富を得ようとします。
次に私は、世界中で行われているしいたげと悲しみを見ました。しいたげられている人が涙を流しても、だれも手を貸そうとしません。一方で、しいたげる者たちはしっかりと手を組んでいます。
もう一度サマリヤの山の上にぶどう園を造り、 その実を食べるようになる。
「エジプトで、バビロン軍の来襲を大声で伝えよ。 ミグドル、メンピス、タフパヌヘスの町の人々に 言い広めよ。 滅びの剣が周囲を食い尽くすから、 兵士を集めて戦いの準備をせよ。
「全世界の人に、バビロンは滅びると告げなさい。 その国の神であるメロダクは恥をかく。
そしてイスラエルには、良い時代が戻ってくる。わたしの民が帰って来るためにくだものを豊かに実らせよう。わたしの民はもうすぐ祖国に帰って来る。
そして、彼らを一つの国民にする。一人の王が立てられ、二度と二つの国に分かれることはない。
わたしはイスラエルを赦したかったが、 イスラエルの罪はあまりにもひどかった。 うそつきやどろぼうや追いはぎにならなければ、 だれもサマリヤに住めないほどだ。
アシュドデの民を殺し、 エクロンと、アシュケロンの王を滅ぼそう。 残ったペリシテ人は滅びる。」
私の言うことを聞きなさい、 サマリヤに住むバシャンの太った雌牛たち。 夫をけしかけて貧しい人から取り上げ、 困っている者からしぼり取っている女たち。 いくら飲んでも十分でない者たちよ。
貧しい者たちを踏みつけ、税や罰金や利子と言っては、 わずかしかない持ち物を取り上げています。 それゆえ、今建てている石造りの美しい家に、 あなたがたは決して住めません。 今植えている見事なぶどう園から作る ぶどう酒も飲めません。
イスラエルの民の間で有名なエルサレムとサマリヤで、 ぜいたくにのんびり暮らしている者たちは、災いだ。
あなたがたは、 迫っている罰のことを考えようとしません。 しかし、その行いによって、 さばきの日は近くなっているのです。
わずかな借金、たった一足のくつの代償に 貧しい人を奴隷とし、かびた小麦を売りつけています。
あなたの罪があまりにもひどいからだ。 人をだまして金を巻き上げることを、いつやめるのか。 悪者の家は、 汚らわしい財宝といんちきな量りでいっぱいだ。
ペリシテ人は奪い取った神の箱を、エベン・エゼルの戦場からアシュドデの町へ移し、偶像ダゴンの宮に運び込みました。