神殿の完成が近づくと、王は、はりや柱はもちろんのこと、内部を杉材で覆って仕上げました。
こうして彼は宮を建て終り、香柏のたるきと板をもって宮の天井を造った。
ソロモンは神殿の建築を完了するにあたり、レバノン杉の梁と板で神殿の天井を造った。
先ほど説明したように、神殿の両側に脇屋がありましたが、それは杉材で神殿の壁に固定してありました。脇屋の各階の高さは五キュビトでした。
そしてついに、ソロモンは神殿を完成しました。
建て終わったのは、即位後十一年目の十一月でした。完成まで七年かかったことになります。
脇屋の一階に通じる入口は、神殿の右側にありました。二階に上るらせん階段があり、さらに、二階から三階に上るようになっていました。
神殿の工事が完成した時、ソロモン王は神殿の宝物倉に、父ダビデが主にささげるために取っておいた金、銀、そのほか各種の器具を納めました。
神殿が完成してから、王は年に三度、祭壇に、焼き尽くすいけにえと和解のいけにえをささげ、そこで香をたきました。
それから、幕屋と祭壇を囲む庭を造りました。庭の入口にも幕を垂らしました。こうして、ついにモーセはいっさいの仕事を終わったのです。
その上に、杉や糸杉が影を落としている。」