ゼカリヤ書 8:10 - リビングバイブル

工事が始まる前は、仕事も収入も安全もなかった。町を出たら、戻れる保証はなかった。犯罪がはびこっていたからだ。」

この日の以前には、人も働きの価を得ず、獣も働きの価を得ず、また出る者もはいる者も、あだのために安全ではなかった。わたしはまた人々を相たがいにそむかせた。

以前には、人間の働きに報いはなく家畜も、働きの報いに何の食も得なかった。出入りするにも安全に敵から守られてはいなかった。わたしがすべての人を互いに思うがままにさせておいたからだ。

ゼカリヤ書 8:10
11 相互参照

わたしが同士討ちをさせるので、兄弟は兄弟と、隣人は隣人と、町は町と、州は州と争う。

「わたしは大ぜいの漁師を遣わして、わたしの憤りから逃れて深い所に隠れているおまえたちを、網で引き上げる。狩人を遣わして、森の中の鹿や、断崖の上に立つ野やぎを狩り出すように、おまえたちを低地へ追い立てる。さばきを逃れようと逃げ出しても、必ず見つけ出して罰する。

警告の角笛が鳴っている。聞け。そして恐れよ。主であるわたしがあなたがたの地に災いを下そうとしているからだ。

自ら進んで国外へ捕らえ移されても、剣に命じて、そこで殺させる。彼らが善ではなく悪を受け取るのを、しっかりと見届ける。」

それで、なすことすべてうまくいかなかったのだ。だが、今からは違う。神殿を建て始めたからだ。

村の楽隊は井戸の回りに集まり、主の勝利を歌う。くり返しくり返し、主がどれほど、農民の軍隊イスラエルをお助けくださったかを。主の民は、城門を通って行進した。