カルデヤ人の支配する地、バビロンに上がる大きな破壊の叫びを聞きなさい。
聞け、バビロンの叫びを、カルデヤびとの地に起る大いなる滅びの騒ぎ声を。
聞け、バビロンの叫びを、 カルデヤびとの地に起る大いなる滅びの騒ぎ声を。
バビロンから叫びの声が聞こえ カルデア人の地から大いなる破壊の音がする。
わたしはモアブのために涙を流す。 人々はツォアルとエグラテ・シェリシヤまで落ち延び、 泣きながらルヒテに通じる坂道を登る。 その泣き声は、ホロナイムの道で ひっきりなしに聞こえる。
乾燥し熱しきった地が、 上空を覆う雲でほてりを静めるように、 神は血も涙もない国々の思い上がりを冷まします。
国中に戦いの雄たけび、 大きな破滅の叫びが上がるように。
家畜にまで、のろいが下るように。 それを一頭残らず殺すのだ。 バビロンの荒廃の時がきたのだから。
バビロンの王は、敵が来たという報告を受けると、肩を落としました。産みの苦しみをしている女のように、恐怖の苦痛に取りつかれたからです。
バビロンの倒れる地響きで、全地は揺れ動く。 その断末魔の叫びは、世界の隅々に届く。」
警告を発する叫び声が、 エルサレムの中心から遠く離れた門から上がり、 だんだん近づいてきて、ついに前進する軍勢の音が、 町が立っている丘の頂に達する。