人々は王に告げて、「預言者ナタンがここにおります」と言った。彼は王の前にはいり、地に伏して王を拝した。
「預言者ナタンが参りました」と王に告げられた。ナタンは王の前に進み出て、地にひれ伏し、
バテシバは身をかがめて王を拝した。王は言った、「何の用か」。
バテシバがなお王と話しているうちに、預言者ナタンがはいってきた。
そしてナタンは言った、「王わが主よ、あなたは、『アドニヤがわたしに次いで王となり、わたしの位に座するであろう』と仰せられましたか。
あなたがたは、彼らすべてに対して、義務を果しなさい。すなわち、貢を納むべき者には貢を納め、税を納むべき者には税を納め、恐るべき者は恐れ、敬うべき者は敬いなさい。
すべての人をうやまい、兄弟たちを愛し、神をおそれ、王を尊びなさい。
子供が行ってしまうとダビデは石塚のかたわらをはなれて立ちいで、地にひれ伏して三度敬礼した。そして、ふたりは互に口づけし、互に泣いた。やがてダビデは心が落ち着いた。