まことに、わたしのうちに助けはなく、 救われる望みは、わたしから追いやられた。
まことに、わたしのうちに助けはなく、救われる望みは、わたしから追いやられた。
もう何の希望もない。 天涯孤独の身となり果ててしまった。
いや、わたしにはもはや助けとなるものはない。 力も奪い去られてしまった。
まことに、わたしのうちに助けはなく、/救われる望みは、わたしから追いやられた。
あなたがたの知っている事は、わたしも知っている。 わたしはあなたがたに劣らない。
まことに神は今わたしを疲れさせた。 彼はわたしのやからをことごとく荒した。
あなたがたがもし『われわれはどうして 彼を責めようか』と言い、 また『事の根源は彼のうちに見いだされる』 と言うならば、
「あなたは力のない者をどれほど助けたかしれない。 気力のない腕をどれほど救ったかしれない。
知恵のない者をどれほど教えたかしれない。 悟りをどれほど多く示したかしれない。
わたしの力は石の力のようであるのか。 わたしの肉は青銅のようであるのか。
さて、わたしたちがこの世で、ことにあなたがたに対し、人間の知恵によってではなく神の恵みによって、神の神聖と真実とによって行動してきたことは、実にわたしたちの誇であって、良心のあかしするところである。
ひとりびとり、自分の行いを検討してみるがよい。そうすれば、自分だけには誇ることができても、ほかの人には誇れなくなるであろう。