エフーが宮殿の門を入ると、彼女は大声で呼びかけました。「あーら、人殺しのエフーじゃない! ごきげんいかが。主君殺しのジムリ(イスラエルの王エラに謀反を起こして殺した)の子!」
エヒウが門にはいってきたので、「主君を殺したジムリよ、無事ですか」と言った。
イエフが城門を入って来ると、「主人殺しのジムリ、御無事でいらっしゃいますか」と言った。
そこで一人がエフーを迎えに行き、言いました。「王が、あなたは敵か味方かと言っておられます。和平のために来られたのですか。」エフーは、「和平が何だ。つべこべ言わず、私について来い!」と答えました。一方、見張りは王に、「使者は行ったまま戻りません」と報告しました。
エフーがイゼベルを見上げながら、「だれか私に味方する者はいないか」と叫ぶと、二、三人の宦官が顔を出しました。