2 主は暗闇の底に私を連れて行き、 いっさいの明かりを吹き消しました。
2 彼はわたしをかり立てて、光のない暗い中を歩かせ、
2 闇の中に追い立てられ、光なく歩く。
彼は光の国から闇の国へと追いやられ、 この世から立ち退くよう命じられる。
だから当然、祝福がくるものと思っていた。 ところが、やってきたのは災いだった。 光を望んだのに、暗闇がきた。
こんな悪に染まっているからこそ、 あなたがたは神の祝福を見いだせないのです。 だからこそ、あなたがたに危害を加える者を、 神は罰しないのです。 光を望みながら暗闇に閉ざされているのも、 むりはありません。 暗がりの中を歩いて当然です。
何も見えない暗闇を送り込まれる前に、 手遅れにならないうちに、神に栄光をお返ししなさい。 闇が覆えば、あなたがたは山につまずき、 倒れます。 その時に、光を探し求めても、 身の毛もよだつ暗闇があるだけです。
彼らの地を見下ろすと、見渡す限りの廃墟で、 空は真っ黒です。
主の怒りの雲がエルサレムを覆いました。 イスラエルで最も美しい町は、ちりの中に伏し、 主の命令によって天から投げ落とされました。 御怒りの燃え上がる日になると、 神はご自分の宮にさえ、 一かけらのあわれみもかけませんでした。
盲人が暗闇で手探りするように、真昼の明るい所でも手探りしなければ歩けません。何をしてもうまくいかず、痛めつけられ、略奪されるばかりなのに、だれも助けてくれません。
彼らがあとに残すのは、海岸に打ち寄せる荒波が残していく、汚いあぶくのような恥と不名誉だけです。彼らは一見、夜空に輝く星のように見えますが、その先には、神が用意された永遠の暗闇があるだけです。
また、もう一つ心にとめてほしいことがあります。それは、かつては汚れなく、きよい存在であったにもかかわらず、罪に堕落していった、あの天使たちのことです。神は、彼らを審判の日まで鎖につなぎ、暗黒の牢獄に閉じ込めてしまわれました。