マルコによる福音書 3:2 - ALIVEバイブル: 新約聖書

² その場にいた何人かのパリサイ一派は、イエスをじっと見ていた。 （見逃しませんよ・・・） この日は働くことが掟で禁じられている休日にもかかわらず、イエスが男の手を治すのではないかと目を光らせていたのだ―― 【休日に働けば、神の民である同胞から追放するというのが掟にはあった。人の解釈によっていつしか命に別状ない病気やケガの手当も仕事だとするのが常識となっていた。また、この法を破れば、“刑務所行き”または、“39回のムチ打ちの刑”が科される可能性があった】

Colloquial Japanese (1955)

² 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にその人をいやされるかどうかをうかがっていた。

リビングバイブル

² その日は安息日だったので、イエスに敵対する者たちは、イエスの行動に目を光らせていました。この男の手を治しでもしたら、訴えてやろうと待ちかまえていたのです。

Japanese: 聖書　口語訳

² 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にその人をいやされるかどうかをうかがっていた。

Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳

² 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にこの人の病気をいやされるかどうか、注目していた。

ERV 訳 ー 読みやすい聖書 ー（新約聖書）

² イエスを訴える理由を探している人たちは、イエスの言動をしっかりと見ていた。彼らは休日にイエスが男を癒すのかどうかを見逃さずに目を見開いていたのだ。

聖書 口語訳

² 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にその人をいやされるかどうかをうかがっていた。

マルコによる福音書 3:2 相互参照

マタイによる福音書 12:10

そこには、手が麻痺した男がいた。 「休日に治すことは正しいのでしょうか・・・？」 こう尋ねるは、ユダヤ人。 イエスを異端児として見ていた彼らは、訴える口実を探っていたのだ。

マルコによる福音書 3:3

――「さあ、みんなに見えるよう、ここに立ってくれ！」 「はい！」 手に障害を抱えた男は言われたとおり、イエスのもとに来た。

ルカによる福音書 14:1

休日のことだった―― イエスは、あるパリサイ派の長と食事をするため、家へとお邪魔した。 何が起こるのかと言わんばかりに、イエスに集中する視線。

ルカによる福音書 20:20

深く根に持ったユダヤ権力者たちは、イエスを罠に陥れる方法を探った。 そこで、何人かの使者を送り出した。彼らの作戦はこうだ。いかにも純粋なふりをしてイエスの失言を誘い、それを口実にローマ帝国の権威の元で、合法的に葬る・・・。

ルカによる福音書 6:7

その場にいた何人かのパリサイ一派は、イエスをじっと見ている。 （見逃しませんよ・・・） この日は働くことが掟で禁じられている休日にも関わらず、イエスが男の手を治すのではないかと目を光らせていた。 イエスを異端児として見ていた彼らは、訴える口実を探っていたのだ―― 【休日と呼ばれた休日に働けば、神の民同胞から追放するというのが掟にはあった。人の解釈によって、いつしか命に別状ない病気やケガの手当が仕事だとする常識へ発展していた。また、この法を破れば、“刑務所行き”または、“39回のムチ打ちの刑”が科される可能性があった】

ヨハネによる福音書 8:6

（ふっふっふ）イエスが人の味方であることを知っていた彼らは、イエスに掟に反したことを言わせて訴えるつもりだったのだ。 ところがイエスは、体をかがめ、指で地面に何か書きはじめるだけだった。

ヨハネによる福音書 9:16

これを聞いたパリサイ派のある者は―― 「あの人は神に属しませんね。休日の掟を守らないのですから！」 ときめつけ、ある者は―― 「おことばですが、罪人にすぎない人間にこんなキセキを行うことはでません」 と意見は真っ二つに分かれた。