あなたは私を、深い真っ暗闇の穴に投げ込まれました。
ああ主よ。私は失意のどん底から、 あなたの助けを叫び求めます。
私は敵に追いつめられ、地面にたたきつけられました。 そして、墓のように暗い所に住まわせられたのです。
あなたは絶望の穴から、 どろどろのぬかるみから引き上げて、 踏み固めた道に下ろし、 しっかり歩けるようにしてくださいました。
洪水が私の背丈を越え、 海にのみ込まれたりしませんように。 私を脅かす穴から救ってください。
あなたが私をこんなにも愛し、 いつも情けをかけてくださるからです。 あなたは、地獄の底から 私を救い出してくださったお方なのですから。
一方悪者は、暗がりでうろうろ手探りし、 あちこちでつまずくのです。
主は暗闇の底に私を連れて行き、 いっさいの明かりを吹き消しました。
しかし主よ。 私は井戸の底から、主の名を呼びました。
その時、私は言いました。 『ああ主よ。 主は私を退け、投げ捨てました。 もう二度と、あなたの聖なる神殿を 見ることはできません』と申しました。
わたしは、この暗い世に輝く光として来ました。わたしを信じる人がだれも、もはや暗闇の中をさまようことのないためです。
わたしの怒りの炎は燃え上がり、 地とその産物を焼き尽くし、 山々をなめ尽くす。
彼らがあとに残すのは、海岸に打ち寄せる荒波が残していく、汚いあぶくのような恥と不名誉だけです。彼らは一見、夜空に輝く星のように見えますが、その先には、神が用意された永遠の暗闇があるだけです。
また、もう一つ心にとめてほしいことがあります。それは、かつては汚れなく、きよい存在であったにもかかわらず、罪に堕落していった、あの天使たちのことです。神は、彼らを審判の日まで鎖につなぎ、暗黒の牢獄に閉じ込めてしまわれました。