神は東風を起こし、 激しい力で南風を引き寄せられました。
地上にもやを立ちこめさせ、 雨をもたらすいなずまを光らせ、 その宝物倉から風を送り出されます。
しかし、主が春をお呼びになると、 暖かい風が吹いてきて、川面の氷を溶かすのです。
モーセが杖を上げると、神はまる一昼夜、東風を吹かせました。朝になると、東風がいなごの大群を運んで来ました。
さて次の日、主が風を起こすと、それに乗って海の向こうからうずらが飛んで来て、野営地の回りに落ちました。どの方向に進んでも、一日の道のりの所にうずらが落ちています。それも九十センチほどの高さに、びっしり敷き詰めたようになっているのです。
ところが、その肉を食べ尽くさないうちに主の罰が下り、大ぜいの者が疫病にかかって死にました。
