「これが運命なのだ。神の祝福はのろいに変わった」 と、私は自分に言い聞かせました。
愚かにもあなたの摂理を否定する者はだれか とお尋ねですが、それはこの私です。 私は何もわかっていないことを口走り、 及びもつかない不思議を論じていました。
私は「主に見捨てられた」と口走りました。 しかしそれは早合点でした。 確かにあなたは、 私の願いを聞き入れてくださったのですから。
自分がどれほど愚かで無知であったかを 思い知らされたのです。 ああ神よ。私は獣のように見えたことでしょう。
私は、とうに終わった 古き良き時代のことを思い起こします。
おお、主の右の手は力と栄光に満ち、敵を粉みじんに打ち砕く。
ああ主よ、どうか天から見下ろして、 栄光に輝く聖なるお住まいから、 私たちに目を留めてください。 いつも示してくださった愛は、 どこへ行ったのですか。 神の力、あわれみ、同情は、 いったいどこにあるのですか。
「信じます、信じますとも！ ああ、どうか不信仰な私をお助けください。」
あるいは、恐ろしい疫病や目をみはるような奇跡を起こし、激しい戦いに勝って国々を恐れさせ、奴隷となった国民を救い出した神がほかにいますか。私たちの神は、まさにそのとおりのことをエジプトで、あなたがたの目の前でなさったのです。
