ああ神よ。 尽きることのない愛を、心から感謝します。 あらゆる人が御翼の陰に身を隠します。
全能者の力を推し量ることはできない。 しかし、神はこの上なく正しく、 思いやりにあふれているので、私たちを滅ぼさない。
主よ。 あなたが私をかた時も忘れずにいてくださることは、 ほんとうにたいせつな事実です。 あなたは一日に、数えきれないほど何度も、 私のことを思い起こしてくださいます。 眠っているときも、朝までずっと、 私のことを考えていてくださるのです。
私をご自身のひとみを守るように守り、 御翼の陰にかくまってください。
あなたの助けを信じて公言する者を、 あなたはなんと大きな恵みで 包んでくださることでしょう。 信頼と敬愛を失わない者のために、 あなたはすばらしい祝福をたくわえておられます。
ああ神よ、あなただけを頼りにしているこの私を、 あわれんでください。 嵐が過ぎ去るまで、御翼の陰に潜ませてください。
今までどれほどあなたに助けていただいたかを 思い巡らします。 そうして、御翼の下にいこいながら、 夜通し喜びにひたるのです。
神よ。あなたの力と恵みは天の天にまで届きます。 あなたほどすばらしいことをなさった神が、 ほかにあるでしょうか。
しかし主よ。 あなたはあわれみ深くて優しく、短気を起こさず、 恵みと真実にあふれておられます。
主は恵み深いお方で、 赦すのをためらったりなさいません。 助けを求めて来る人にはだれにでも、 あふれるほどにあわれみをかけてくださいます。
主の翼の下に、あなたはかくまわれるのです。 また、主の変わることのない約束が、 あなたのよろいとなるのです。
ああ、エルサレムよ。なんという町でしょう。預言者たちを殺し、町を救うために遣わされた人たちを石で打ち殺すとは。めんどりがひなを翼の下にかばうように、わたしは何度あなたの子どもたちを集めようとしたことでしょう。しかし、あなたがたはそれを拒んだのです。
実に神は、ひとり子をさえ惜しまず与えるほどに、この世界を愛してくださいました。それは、神の御子を信じる者が、だれ一人滅びず、永遠のいのちを得るためです。
さらに神は、それによって、すばらしい約束を与えてくださいます。この約束のゆえに、私たちは欲望のもたらす滅びから守られ、キリストのご性質を備えた者となれるのです。
天の父は、どんなに私たちを愛しておられることでしょう。私たちを、ご自分の子どもとして受け入れてくださったほどです。考えてもごらんなさい。神の子どもとされたのです。ところが、神を知らない多くの人は、当然、私たちが神の子どもであることを理解できません。
どうかイスラエルの神、主が、その翼の下に避け所を求めてやって来たあなたを祝福してくださるように。」