私は敵を追撃し、 一人残らず倒すまでは引き返しませんでした。
私の足は、神の道から 一歩もすべり落ちることがありませんでした。
私は主を呼び求めます。 「主よ、立ち上がってください。 神よ、お救いください。」 すると、主は敵の顔を平手打ちして侮辱し、 彼らの歯を打ち砕きます。
ああ主よ、 苦しみもだえるこの身をあわれんでください。 泣き疲れて、目も真っ赤です。 嘆き疲れた体は、悲しみのためにやつれ果てています。 私の歳月は縮まり、力尽きてしまいました。 罪のために、体も弱り果て、 嘆きと恥とでうずくまっています。
よろいをまとい、盾を取り、 私の前に立ちはだかって守ってください。
主の使いの起こす風で、 彼らをもみがらのように吹き飛ばしてください。
しかし、悪者は滅びます。 主に敵対する者は草のようにしおれ、 煙のようにはかないのです。
その力と御名のご威光によらなければ、 敵を踏みにじることはできません。
敵は御前でたじろぎ、滅び去ります。
目をこらしていると、一頭の白い馬が現れました。馬上の人は弓を持ち、冠をかぶっていました。そして次々と勝利を収めながら、なお勝利を求めて出て行きました。