空腹をかかえ、のどはからからに渇き、 体力も衰え果てました。
「ああ、エジプトにいればよかったのに。あのまま主の手にかかって死んだほうがまだましだった。あのころは、少なくとも食べ物はたっぷりあった。なのに、あなたたちはこんな荒野に私たちを連れ出し、ここでみんなを飢え死にさせようとしている。」
しかし、のどの渇きに苦しむ彼らに効果はありません。「何だと? おまえこそ、なぜわれわれをエジプトから連れ出したんだ! 子どもたちや家畜もいっしょにこんな所まで連れて来て、あげくの果てに死なせようなんて、あんまりではないか。」
金属細工師は斧を作るために炉のそばに立ち、焼けた鉄をかなとこの上で力いっぱいたたきます。そのうちのどが渇き、腹がへり、ふらふらになります。
野に出ると、切り殺された者の死体が転がっている。 通りを歩くと、飢えや病気で死んだ者の遺体が ごろごろしている。 ところが預言者や祭司は、 おろおろさまよい歩くばかりだ。』」
夜を徹して、神に叫びなさい。 主に向かって両手を上げ、 心を水のように注ぎ出しなさい。 飢えて道にしゃがみ込んでいる子どもたちのために、 ひたすら祈りなさい。