私の死後、あなたがたはきっと堕落し、主の命令に背くだろう。主を怒らせるような悪いことをし、その報いで結局は破滅を招くのだ。」
いよいよ最期の時がきました。ヤコブは息子たちをみな呼び寄せました。「いいか、みんな私の回りに集まるのだ。一人一人の将来がどうなるか教えよう。
一方、世界はどうでしょう。どこでも犯罪が増えるばかりで、とどまるところを知りません。神の目から見ると、この世界はあまりに乱れ、堕落しきっていました。
わたしはこの町と住民を滅ぼす。その巻物に記されているのろいは、すべて実現しよう。
だが、私は知っている。 私を救うお方は生きておられ、 ついには地上に降り立つのだ。
それを知った主は、モーセに命じました。「急いで山を下りなさい。あなたがエジプトから連れ出した者たちが、かってなことを始めている。目に余る有様だ。
なんと罪深い民だろう。 罪の重さに耐えかね、前かがみで歩いている。 彼らの先祖も悪い者だった。 彼らは生まれながらの悪人で、 わたしに背き、わたしをさげすんだ。 自分から、わたしの助けを断わったのだ。
おまえが出動命令を下すのは、ずっと先のことだ。幾多の年月を経てから、おまえはイスラエルに襲いかかる。そこには、多くの国々から帰って来た民が平穏に暮らしている。
今、私は、終わりの時にあなたの同胞であるユダヤ人に起こることを知らせるために、ここに来ている。この預言の実現はまだ何年も先のことだ。」
今わたしの民がしていることは、 昔、彼らがギブアでしたこと(士師19・14以下参照)と 同じように堕落している。 主はそれを忘れず、必ず罰を下す。
人々は敵の手にかかって、むごい殺され方をするでしょう。また、捕虜となって多くの国々に連れ去られたり、追放されたりする人もいます。エルサレムは占領され、神の恵みの時が来て、外国人の勝利の期間が終わるまで、彼らに踏みにじられるのです。
それだけではありません。あなたがたの中からも、弟子を自分の側に引き込みたいばかりに真理を曲げる者が出るでしょう。
それでモーセは、イスラエルのすべての民に聞こえるように、次の歌を初めから終わりまで歌いました。
ついに神は言われた。 「強情で不信仰な者ども、 もうわたしは知らない。 どんなことになるか見ているがいい。
ああ、少しでも知恵があり、ものわかりがよかったら、 自分の末路を見きわめることもできたろうに。
しかし、イスラエルは堕落し、罪に汚れてしまった。 強情で曲がったことばかりする。 もはや神の民ではない。
ですから、神の像を造ってはいけません。そんなことをしたら、正しい信仰をなくしてしまいます。どんな像も造ってはいけません。男だろうが女だろうが、あるいは動物、鳥、
苦しい時を過ごしたあと、ついに主のもとへ立ち返り、その教えに従うようになります。
しかし、聖霊がはっきりと予告されたように、終末の時代には悪霊の教えを広める教師が現れ、教会の中からも、キリストから離れてその熱心な弟子になる者が出ます。
しかし今の時代には、ご自分の御子(イエス・キリスト)を通して語っておられます。神は、彼によって世界とその中のすべてのものをお造りになり、その御子にすべてを受け継がせたのです。
まず第一に思い出してほしいことは、終末の時代には、あざける者どもが現れ、真理をあざ笑い、思いつくかぎりの悪を行うということです。
しかし、士師が死ぬと、人々はたちまち正しい道を捨て、先祖たちよりもいっそう堕落してしまったのです。人々は再び異教の神々に祈りをささげ、地にひれ伏して礼拝するようになりました。イスラエルの民はかたくなで、周辺諸国の悪習慣から抜け出すことができませんでした。