一時も安心できず、不安と絶望に打ちのめされ、悲しみと恐れのあまり体はやせ衰えてしまうでしょう。
けれども鳩は下り立つ所が見つからず、ノアのもとへ帰って来ました。水がまだ全地を覆っていたからです。ノアは腕を伸ばし、鳩を船の中に入れました。
しかし、悪人は逃げ場を失い、死を待つだけだ。」
エルサレムよ、目を覚ましなさい。 あなたはもう十分に、神の憤りの杯を飲み干しました。 恐怖の杯を最後の一滴まで飲みました。
そのような者に平安はない。」 こう神は語ります。
おまえたちは、悲しみと苦しみと絶望の中で 泣き叫ぶが、彼らは喜びのあまり歌いだす。
ユダは労役で苦しんだ果てに、 捕囚となって遠い国へ引いて行かれたのです。 今は征服者の手に落ち、 外国で不安な毎日を過ごしています。
主よ、彼らを強情にし、のろってください。
私たちの心は弱って疲れはて、目はかすんでいます。
あなたがたを罰する。突然、恐怖が襲いかかり、結核や熱病が猛威をふるうだろう。目は衰え、生きる気力もなくなる。種をまいても、収穫は全部、敵が横取りする。
生き残った者は、捕虜や奴隷として遠い国へ連れて行かれる。外国でおびえながら暮らすのだ。風に舞う木の葉の音にもおびえ、剣で追い立てられるように逃げ惑う。追いかけられもしないのに倒れる。
自ら進んで国外へ捕らえ移されても、 剣に命じて、そこで殺させる。 彼らが善ではなく悪を受け取るのを、 しっかりと見届ける。」
このすべてを聞いて、私は震え、 歯ががくがくしています。 足もとがふらつき、ぶるぶる震えています。 私は、侵略した民に苦しみが襲いかかる日を、 静かに待ち望みましょう。
しかし、これらはみな、やがて起こる恐ろしい出来事のほんの始まりにすぎないのです。
人々は、何かとてつもなく恐ろしいことが起こるのではないかという不安にかられ、意気阻喪します。不動と信じられていた天が揺れ動くのですから、むりもありません。
彼らの目は見えなくなれ。 重荷を負わされて、 いつまでも背中を曲げたまま歩くがいい。」(詩篇69・22-23)
いつも死の危険にさらされ、昼も夜も、恐ろしさのあまり生きた心地もしません。明日のいのちさえわからないのです。