そこでダビデはバアル・ペラツィムで攻撃をかけ、彼らを粉砕しました。彼は、「神様は私を用いて、水がどっと破れ出るように敵を打ち破ってくださった!」と言って喜びました。そういうわけで、そこはバアル・ペラツィム(「破れの場所」の意)と呼ばれるようになりました。
そこでダビデは勇んで出陣し、バアル・ペラツィムで彼らと戦い、みごと打ち破りました。「主のおかげだ。主は押し寄せる洪水のように、敵をひと飲みになさった」とダビデが言ったので、そこはバアル・ペラツィム〔決壊〕と呼ばれるようになったのです。
それを知ったダビデは主に伺いを立てました。「もし出て行って戦ったら、私は勝てるでしょうか。」 すると主は、「そうしなさい。勝利を与えよう」と答えました。
戦いのあとイスラエル軍は、ペリシテ人が置き去りにして行った多くの偶像を拾い集めましたが、ダビデはそれを焼き捨てるよう命じました。
四方八方から襲いかかり、倒れた私を踏みつける。
揺るぎない岩である主をほめたたえます。 戦いが起こると、主は、 弓をひく私の腕を強めてくださいます。
あなたは王に勝利をもたらされるお方です。 あなたのしもべダビデを、 悪の剣から救い出されるお方です。
人々は自分の力や腕で この地を手に入れたのではありません。 全能の神が心にかけ、 力を添えくださったおかげなのです。
ついさっきまで道だった所も、エジプト軍の戦車も騎手も、みな海の底に沈みました。あとを追って海に入ったエジプト軍の中でいのちが助かった者は、一人もいませんでした。
主は、ペラツィム山での時(ダビデがペリシテ人を打ち破った出来事。Ⅱサムエル5・18~20)のように、 ギブオンの谷での時(ヨシュアがエモリ人の王を打ち殺した出来事。 ヨシュア10・10)のように、 思わぬ時に突然来て、神の民を滅ぼすという、 ありえないことをします。
大雨、大水、大風が襲いかかると、その家はあとかたもなく、こわれてしまうからです。」