ほかに、ベニヤミンとユダの各部族からも、ダビデのもとへ集まった人々があります。
当時、ダビデは要害に立てこもっていました。ペリシテ人の略奪隊がベツレヘム一帯を占領していたからです。
彼らはヨルダン川の水があふれる時に川を渡って、両岸の低地を占領したことがあります。
ダビデは彼らを迎えに出て言いました。「私を助けに来てくれたのなら、私たちはこれから友人だ。しかし、もし罪のない私を敵に売り渡すために来たのなら、父祖の神が報復してくださるように。」
ガド族で評判の勇士たちも、荒野にいるダビデのもとに集まりました。彼らは盾と槍の名手で、「かもしかのように足が速く、しかもライオンのような顔をした人々」でした。その長はエゼル。第二はオバデヤ。第三はエリアブ。第四はミシュマナ。第五はエレミヤ。第六はアタイ。第七はエリエル。第八はヨハナン。第九はエルザバデ。第十はエレミヤ。第十一はマクバナイ。
最も小さなベニヤミン族が先頭となり、 そのあとに、ユダ族の長と長老たち、 ゼブルン族とナフタリ族の長たちが続きます。
ちょうど刈り入れの季節を迎えたヨルダン川は、岸いっぱいに水をたたえていました。イスラエルの民が川を渡ろうと出発し、箱をかつぐ祭司たちが足を入れた時、
それでダビデの両親は、ダビデがほら穴に立てこもっている間、ずっとモアブ王のもとにいました。
その知らせを聞いた時、王は声を上ずらせて言いました。「ベニヤミンの者たちよ、よく聞け! ダビデはおまえたちに畑やぶどう畑をくれたか。軍の指揮官に取り立ててやるとでも約束したか。