『末の弟もいっしょにやってください。でなければ行けません』と頼みました。
もしおまえたちの言うとおりなら、その末の弟を連れて来なさい。それまではエジプトから一歩たりとも出ることは許さない。
調べ始めました。一番上の兄の袋から始めて、だんだん末の弟まで調べていきます。とうとうベニヤミンの番になりました。口を開けると、どうでしょう。信じられないことですが、杯が入っていたのです。
このたび、『またエジプトへ買い出しに行ってくれ』と言われた時も、
すると、父はこう申すのです。『おまえたちも知っているとおり、ラケルの息子は二人いた。
友達は何と答えるでしょう。中から、『かんべんしてくれ。いま何時だと思っているんだ。戸じまりもしてしまったし、もうみんな寝ている。何も出してやれないよ』と返って来るだけかもしれません。