はるかに高い天を見上げてみよ。
それから主はアブラムを外へ連れ出し、満天の星空の下に立たせました。「空を見なさい。あの星を全部数えられますか? あなたの子孫はあの星のようにとても数えきれないほどの数になる。」
それにしても、神様ははたしてこの地上にお住みになるでしょうか。大空も天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私が建てたこの神殿などなおのことです。
あなたは神の思いと目的を知っているのか。 どんなに時間をかけて調べたところで、わかるまい。 全能者をさばく資格なんかないのだから。
神は、天が地よりも高いように、 想像もできないほどきよい方だ。 神の思いは底知れず深い。 それに比べ、あなたの知識はどれほどだというのか。
神は、天や星よりも高い所にいる偉大なお方だ。
今、あなたばかりか、ここにいる皆の前で答えよう。
神はあまりにも大きいので、 神を知る手がかりさえつかめない。 永遠というものを理解できる者はだれもいない。
雲は完全な調和をもって見事につり合っているし、 南風が吹くと暑くなる。 いったいどうしてそうなるのか、知っているだろうか。
「わたしの計画はあなたがたの考える計画とは違い、 わたしの思いはあなたがたの思いと同じではない。
天が地より高いように、 わたしの道はあなたがたの道より高く、 わたしの思いはあなたがたの思いより高い。
神は怒るのに遅いが、いったん怒ると、 その力は信じられないほどで、簡単には赦さない。 その力を恐ろしい台風や暴風雨の中に示し、 渦まく雲も、 神の足の下でかき立てられる砂ぼこりのようなものだ。
しかし、主は言いました。「容貌や背の高さで判断してはいけない。彼ではない。わたしの選び方は、あなたの選び方とは違う。人は外見によって判断するが、わたしは心と思いを見るからだ。」