サウルはダビデを追うのを断念して、ペリシテ人と戦うために引き返すことになったからです。この出来事以来、ダビデが陣を敷いていた場所は「逃れの岩」と呼ばれるようになりました。
猟師のしかけた網から逃げる鳥のように、 助かったのです。 網が裂けて、たちまち自由に 舞い上がることができたのです。
ちょうどそのころ、ペリシテ人がまたもイスラエルに攻め入ったという知らせが届き、
ダビデはそこから上って行って、エン・ゲディのほら穴に住みました。
ペリシテ人との戦いから戻ったサウル王は、ダビデがエン・ゲディの荒野に向かったと知らされました。
そこで三千の兵をよりすぐり、野生のやぎのたむろするエエリムの岩のあたりで、ダビデを捜し回りました。