ダビデは野に身を潜めました。新月の祝いが始まると、王は食事のために、いつもどおり壁を背にして席に着きました。ヨナタンはその向かい側、アブネルは王の隣に着席しましたが、ダビデの席はあいたままです。
憎む者といっしょにごちそうを食べるより、 愛する人と質素な食事をするほうが幸せです。
ごちそうがありながら毎日争いごとがある家より、 たった一切れのパンを 仲良く食べる家のほうが幸せです。
神は悪人からの贈り物がきらいです。 何か下心があるときはなおさらです。
供え物をするより、 正しい人であるほうが主に喜ばれます。
悪いことをし、暴力をふるわないと 生きていられないのです。
そして今、神への聖なる祝宴の時も、わたしのことなど考えず、自分たちのことばかり考えている。
カヤパの取り調べはその朝早く終わり、今度はローマ総督(ユダヤを統治する行政長官)の番です。訴える人々は、イエスを総督官邸まで連れて行きましたが、中に入ろうとしません。ユダヤ教のおきてでは、異教徒の家に入ることはたいへん汚らわしいことだったのです。そんなことをしたら身が汚れて、過越の食事が食べられなくなるからです。
どうか主が、私たち二人に約束を守らせてくださるように。主がこの約束の証人だ。」
「明日から新月の祝いが始まります。これまではいつも、私はこの祝いの席にお父上と同席してきました。しかし、明日は野に隠れ、三日目の夕方まで潜んでいるつもりです。