賢い助言者も愚かになり、 何ものをも恐れない勇士もあわてふためく。
自分の顧問であったアヒトフェルが、事もあろうにアブシャロムに加担している、という情報を得た時、ダビデは、「主よ。どうか、アヒトフェルがアブシャロムに愚かな助言をするよう導いてください」と祈りました。
アブシャロムをはじめイスラエル人はみな、「フシャイの意見のほうが、アヒトフェルの考えよりすぐれている」と思いました。実は、これはみな、アブシャロムを痛めつけようという、主の意図によるものでした。実際には、退けられたアヒトフェルの進言のほうが、ずっと上策だったのです。
王は、預言者のことばをさえぎりました。「いつ私があなたに助言を求めたか。殺されたくなければ、黙っていることだ。」 「これで、はっきりしました。神様はあなたを滅ぼすおつもりです。あなたが偶像を拝み、私の勧めを聞こうとされないからです。」預言者は、警告を残して立ち去りました。
あなたがたの救い主、イスラエルの聖なる神は、 こう告げます。 「わたしはあなたがたのために、 バビロンに軍隊を侵入させる。 それもほとんど無傷のままに。 おごり高ぶっていたバビロニヤ人は、 恐怖の叫びを上げる。
わたしは、偽預言者の予想をくつがえし、 彼らが大うそつきであることを証明する。 知恵ある者に見当違いの助言をさせ、 愚か者にする。
「わたしはモアブの思い上がりを知っている」と、主は言います。しかし、そのうぬぼれは根拠のないもので、から威張りにすぎません。
襲いかかる者は、わしのように速く飛んで来て、ボツラに向かって翼を広げます。それを見て、大勇士の勇気もくじけ、産みの苦しみをする女のようになります。
若者は路上に倒れて死に、勇士は皆殺しになる。
羊飼いも羊の群れも、農夫も牛も、 指揮官も総督も倒す。
大勇士でも、戦う気力を失い、 仮小屋に引きこもります。 力が尽きて、女のようになるのです。 侵略者たちは家々を焼き、町の門を壊しました。
退路はすべて断たれ、とりでは焼き払われ、 兵士たちは大混乱に陥っています。
ニネベは水のもれる水槽のようだ。 兵士たちは町を見捨てて、こっそり逃げ出す。 呼び戻すことはできない。 「止まれ、止まれ」とニネベが叫んでも、 彼らは走り続ける。
おまえの軍隊は女のように弱く、頼る相手がいない。 国のすべての門は敵に対して広く開けられ、 火で焼かれる。
おまえを見る者はみな、恐れてしりごみする。 「ニネベは完全に廃墟と化した」と。 それでも、おまえの運命を悲しむ者は一人もいない。
そのような教師は平気でうそをつき、しかもそれを何度もくり返すので、良心が完全にまひしています。
違った教えを広める人がいれば、それは高慢のなせるわざであり、自分の無知をさらけ出す行為だとみなしなさい。つまり、キリストのことばをいい加減に解釈し、ねたみや怒りにかられて議論を果てしなく続け、その結果、非難や争い、不信のとりこになるのです。
しかし、悪い獣は捕らえられ、続いて偽預言者も縛り上げられました。この偽預言者は、悪い獣と手を組んで人々を奇跡で驚かせ、獣の刻印を受けた者や、獣を拝む者たちを惑わしていたのです。結局、悪い獣も偽預言者も、硫黄の燃えさかる火の池に、生きたまま投げ込まれました。
しかし、わたしに従うのをやめるような臆病者、不忠実な者、堕落した者、人殺し、不道徳な者、魔術を行う者、偶像礼拝者、うそをつく者――このような者たちの行き着く先は、火と硫黄が燃えさかる池です。これが第二の死なのです。」
神から離れた者、魔術師、不道徳な者、人殺し、偶像崇拝者、好んで偽りを行う者は、都の外に出されます。