ダマスコはすっかりおじけづき、住民はみな逃げた。 恐れと苦しみと悲しみが、産婦に取りつくように、 ダマスコに取りついた。
次に女に向かって、神は言いました。「あなたは苦しみ抜いて子どもを産む。それでもなお夫の愛を求めるが、彼はあなたを支配する。」
震え上がる。産みの苦しみにあえぐ女のように、 激しい苦痛を伴う恐れに取りつかれる。 おまえたちは絶望して互いに見つめ合うが、 青ざめたその顔に映るのは、町を焼く炎ばかりだ。
男が子どもを産むだろうか。 そんなことはありえないのに、 どうして彼らは、真っ青な顔をして、 産婦のように腰に手を当てて立っているのか。』」
「わたしは、初産の女の陣痛のような、 大きなうめき声を聞いた。 それは、殺そうとする者の前にひれ伏し、 あえぎながら助けを請う、わたしの民の叫びだ。
町々は攻め取られ、要塞はつぶされます。 偉大な勇士も、産みの苦しみをする女のように、 恐れに取りつかれて弱くなります。
襲いかかる者は、わしのように速く飛んで来て、ボツラに向かって翼を広げます。それを見て、大勇士の勇気もくじけ、産みの苦しみをする女のようになります。
神は言います。 「彼らの羊の群れもテントも、 家庭用品ともども奪い取られる。 らくだも連れ去られ、 『われわれは包囲された。いよいよ最期だ』という 恐怖にひきつった叫び声が、あちこちから聞こえる。
わたしは激しく怒ってエラムに大きな災いを下し、 敵がこの地の住民を一掃するように仕向ける。
バビロンの王は、敵が来たという報告を受けると、肩を落としました。産みの苦しみをしている女のように、恐怖の苦痛に取りつかれたからです。
私たちはこの軍隊のうわさを聞いて、 恐怖に取りつかれ、意気消沈しました。 産みの苦しみをする女のような恐怖と苦痛が、 私たちを捕らえました。
イスラエルは、新生の機会が与えられているのに、 母親の胎から出ようとしない子どものようだ。 なんと頑固で、愚かなことか。
しかし、これらはみな、やがて起こる恐ろしい出来事のほんの始まりにすぎないのです。
民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、至る所で地震やききんが起こります。しかしこれらはみな、やがて襲って来る苦しみの、ほんの始まりにすぎないのです。