わたしは彼らに、ヘブル人の奴隷は例外なしに、六年の年季が明けたら自由の身にしなければならない、と念を押した。だが、このことは実行されなかった。
アハブのように悪魔の言いなりになった者は、ほかに一人もいませんでした。妻のイゼベルが王をそそのかして、あらゆる悪事に走らせたからです。
しかし、イスラエル人を奴隷にはしませんでした。イスラエル人は、兵士、役人、将校、戦車隊と騎兵隊の長にしました。
しかも、ユダとエルサレムから連れて来た人々を奴隷にしようとしている。そうやって、あなたがた自身も主に罪を犯しているのではないか。
しかし、人々は神から遣わされた使者をばかにし、警告を無視し、預言者たちをさんざん侮辱しました。もはやこれ以上、主の怒りをとどめることができない、回復できない状態に陥りました。
あなたは長年にわたり、忍耐の限りを尽くし、預言者を遣わして警告をお与えになりました。しかし、いつまでたっても、彼らは耳を傾けませんでした。そこであなたは、もう一度、彼らを異教の国の手中に落とされたのです。
主はこう尋ねます。 「わたしはあなたがたを 債権者に売り飛ばしただろうか。 そのため、あなたがたはここにいないのか。 わたしがあなたがたの母親と離婚し、 追い出したから、彼女の姿が見当たらないのか。 いや、あなたがたは自分の罪のために 捕虜となって行ったのだ。 母親も借金のかたに連れて行かれた。
わたしの喜ぶ断食とは、労働者を虐げるのをやめ、 公平な扱いをし、 彼らに正当な支払いをすることではないか。
わたしは、おまえたちの先祖をエジプトから助け出した時から今日まで、繰り返し、『わたしのすべての命令に従え』と言い続けてきた。
イスラエルとユダは、若いころから悪いことばかりしてきた。彼らは、ありとあらゆる悪でわたしを激怒させた。
わたしは次々に預言者を送り、悪の道から離れ、ほかの神々を拝むのをやめるようにと言わせた。わたしのことばに従うなら、おまえたちと先祖に与えたこの地で、平和に暮らせるようにすると言わせた。だがおまえたちは、聞こうとも従おうともしなかった。
さあ、人の子よ、彼らをさばき、責めなさい。先祖の時代から今日まで、この国の人々が行ってきた、すべての罪を教えてやりなさい。
だが彼らは、わたしに背いて、いっこうに聞こうとしなかった。偶像を除くことも、エジプトの神々を捨てることもしなかった。それで、彼らがまだエジプトにいる時、わたしは彼らに怒りを注ごうと思った。
五十年目は聖なる負債免除の年である。負債のある者は、公私の別なく負債はすべて帳消しにされる。また、人手に渡った財産も戻ってくる。
主はこう言います。 「イスラエルの民は何度もくり返して罪を犯し、 わたしはそのことを忘れない。 もうこれ以上、処罰を猶予しない。 彼らはわいろを取って公正な裁判を曲げ、 借金を返せない貧しい者を奴隷に売ったからだ。 それも、たったのくつ一足分の代金のために。
わずかな借金、たった一足のくつの代償に 貧しい人を奴隷とし、かびた小麦を売りつけています。
また七年目ごとに、イスラエル人の負債はみな、帳消しにしなさい。
ヘブル人（イスラエル人）の奴隷を買ったら、男でも女でも、七年目には自由にしてやりなさい。
もうじき負債免除の年だからと、貸すのを断ってはいけません。その人がどうしようもなくなり、主に訴えたら、言い逃れはできません。悪いのは明らかにあなたです。
