娼婦は報酬を得るために働き、男たちは多くの贈り物をする。ところがあなたは自分のほうから贈り物をして、自分のところへ来てくれるように男たちを買収している。娼婦とは全く反対のことをしているのだ。だれからも求められないから、自分から報酬を払わなければならないのだ。
しかし、ファラオをあてにすれば失望し、 屈辱を受け、恥がもたらされることは間違いない。 彼にはおまえたちを救う力などないからだ。
おまえたちは、かぐわしい香と香水を モレクへの供え物にした。 遠い道をいとわず、地獄にまでも行って、 愛を注ぐ新しい神々を見つけようと必死になった。
おまえは、くんくんと鼻を鳴らす、 さかりのついた野ろばそのものではないか。 だれが、おまえの欲情を抑えることができようか。 雄は、おまえを探す必要がない。 おまえのほうから飛んで来るのだから。
あなたは夫以外の男と同棲する不貞の妻だ。
彼女が愛人たちに報酬として要求した ぶどう畑と果樹園を荒らし、 雑木林のようにする。 野獣がその実を食う。
彼らはわたしの民を分け合って、奴隷にした。 少年を娼婦と交換し、幼女を酒代の足しにした。
刻んだ像は一つ残らず粉々に砕かれ、 礼拝者たちの寄進で建てた きらびやかな偶像の神殿は焼き払われる。
ところが、遊女におぼれてあなたのお金を使い果たした弟のためには、最上の子牛を料理して、お祭り騒ぎをするのですか。』